デパートで宮永愛子作品にお目にかかれるとは。
数寄景/NEW VIEW「日本を継ぐ、現代アートのいま」
@阪急うめだ本店
日本文化の8つのキーワードをセクションに、各々2組のアーティストをその文化的遺伝子を継承する「数奇者」ものとして対峙させる展覧会です。
【構成】
(画像は一部、部分です)
◆あやし〜岡本瑛里/金子富之
◆見立て〜岩崎貴宏/淀川テクニック
◆うつろひ〜荻野夕奈/中北紘子/宮本佳美
◆なぞらえ〜水野里奈/山本竜基
◆かさね〜青山悟/川人綾
◆ゆらぎ〜赤松音呂/宮永愛子
宮永の「鍵」や「ハイヒール」はナフタリンで
できています。
よって刻一刻と昇華し、姿を変え、
最後ははかなく消えてゆく運命にあります。
そして樹脂に閉じ込められた時計。
光の効果もあいまって静謐な世界です。
◆今様〜木村了子/橋爪彩
◆奇想〜池田学/チームラボ
チームラボによる若冲の樹花鳥獣図に再会するとは思いませんでした。
7月8日まで。
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同フロアのギャラリーでは
ミヅマアートギャラリーとイムラアートギャラリーが来て
所属人気作家の作品を販売しています。
左から時計まわりに
中北紘子、宮本佳美、青山悟、池田学、山口晃。
(いずれも部分)
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また、イベントステージでは
Yottaによる12m高の巨大「こけし」を中心に
大阪芸術大学
京都造形芸術大学
近畿大学
嵯峨美術大学
から若手作家37人が展示販売・パフォーマンス・音楽ライブを繰り広げていました。
山本捷平は完売。
こちらは友寄万梨奈。
スウェードに刺繍(一部ステンシル)でできています。
ご本人がいらっしゃったので作品の源泉や意図をおききしました。
小品のモチーフは無花果の断面、ヤドカリなど。
大きな作品では人体の一部から構想を膨らますことが多いそう。例えば「舌」から。
あくまでも具体的な形でなくイメージで繋げています。
会場では「アートのある暮らし」の提案も行われて
いました。
好きな作品と暮らすのはいいでしょうね。
http://www.hankyu-dept.co.jp/honten/h/neoseed2019/index.html
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