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2018年10月15日00:40

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シベチキ

ひとの60兆の細胞は数年で入れ替わるのだという。
それなら彼らの音楽を浴びるように聴いていた私は一かけらも残っていないはずなのに。

チキンジョージ専務取締役 児島勝生誕56周年記念イベント
シベチキ
@神戸チキンジョージ
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出演 SIBERIAN NEWSPAPER
阿守孝夫(gtr)
土屋雄作(vn)
真鍋貴之(gtr)
藤田一宏(pf)
山本周作(cb/b)
平尾正和(perc)

4年半前の3月31日に活動休止したシベリアンニュースペーパーの
再結成ライブに行きました。

一週間前にエストニア音楽祭に出演していますが
その時は真鍋さんを欠く5人でしたので。

会場に入って、ステージに6人分のセッティングがされているのを、
さらにその中央にコントラバスを発見したときほど嬉しかったことはありません。
いやエレクトリックなシベリアンもいいのですけれどね。

ライブが始まる前にはいつも通りのラヴェルの《ボレロ》。

【児島勝さんのご挨拶】
「私の我儘で」シベリアンを再結成させたこと。
最後のライブで次の公演を手配する役を決めた懐かしのアミダくじも再登場しました。
「これで当たったのは平尾ですが何もしておりません」
「67歳まで、あと10年はシベリアンとお付き合いしようと思ってます」
いやもう、そんな我儘なら幾らでも仰って下さい勝さん!

勝さんのお誕生日には何度も出演しているシベリアンですが
お祭りなのでこれまで半分はネタでしたが
今回は完璧なライブでした。


【阿守さんのお話】

先週も今回もひたすら嬉しそうな阿守さんでした。

「やるからには命がけでやらせて貰います。
明日があると思うなよ!」

「我らは6人。あなた方は100人?200人?
赤穂浪士は47人で日本を変えましたね。
200人もいれば何でもできますわ」

「例えば私たちはグラミー賞を取りに行きますが。
その話を平尾にしたら'主要4部門でなくていい'とか言うんですわ。
小さい話です。志が低い。
例えば地方で政治家を中央に送り出すでしょ?
そんなふうに我々をグラミー賞に送りだしてほしい」
「ええと、それって皆にグラミー賞の審査員になれってこと?」
「そうじゃなくて賞をとるにはアメリカで活動しなくては。
金はどうする、ということになる。
君らは党員だからね。シベリアン貯金をせな」
「…この話は発展性がないんじゃ…」「曲やろっ」

半ば冗談のような口ぶりは以前のままですが。
でも
「アンコールって言ったからにはずっと付き合えよ。
その代わり本気で演奏してやるからな」。

先週のライブのあとで、ご自身のブログで
「ステージの上で見る景色が好きだ」
「死に場所はここだ」
と書いたのも本気だったのでしょう。

党員証を作られるのなら是非頂きたいと思います。

【平尾さん】

四年間で1番環境が変わって小説家になった平尾さん。

勝さんの言われたように何にもしなかった訳ではなく
東京まで土屋さんに話しに行ってくれたのだそうです。

なぜかふたりで浅草観光などして
吉原の伊勢屋の前で写真を撮ったり
老舗喫茶のアンヂェラスでコーヒーを飲んだりしたそうですが。

「でも大事な話はちゃんとした」


【ロイヤルさんの禊】

四年半前、最後のライブでスタッフのテリーさんが企画したメンバーへのサプライズを
本番中に練習するという不手際でぶち壊したロイヤルさん、
リベンジの機会を与えられました。
トラウマ曲《Goodspeed》で1・2・3・パン!と無事クラッカーも鳴って。

【セトリ】
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