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2018年01月13日18:32

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椿の芽はまだ硬い




庭の椿の芽が目立ち始めたのはもう12月に入ったころからだっただろうか、それがそのままずっと硬いまま雪、雨を過ごして相変わらず庭の隅でその姿を晒している。 背丈よりも低い茂みなのだが盛りの頃は一杯に赤い花を咲かせてそのあたりを華やがせるのだが開花の時期が結構長く一度目に刺激を与えてからは毎日そこを通り過ぎているのに、というかそれだからというのか何とも思わなくなってしまう。 華やかなのだがそんな庭の中ではどちらかというと何か有難味を感じない損な植木でもある。 それにしても辛抱のある木というかのんびりしているというのか、そんな気もしないでもない。 ときには子供の時に村の外れの丘の頂きにあってそこに登ってはあたりを眺めていた椿の大木と比べてこの盆栽椿にため息をつくこともある。 

片手でつかんで庭の隅にもってきて植えたのが10年ほどまえで、それ以来雪の中で赤い花が何回も咲いているのを観た記憶はあるのだが今の暖冬でまたそんなことがあるのだろうか。 あと一週間ほどすると日本に帰省し1か月ほど滞在するのだが、2月の中頃にオランダに戻ってくるともう冬はほぼ終わり、雪をみることもないのだろうが赤い椿はまだ咲いているだろうし3月になっても咲き続けるのにちがいない。 けれど今年は蕾が綻びすこしづつ咲き始め、やがて茂みの表一面に赤が広がっていくその時期を見過ごすことになる。
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