今夏 世田谷美術館を見逃した写真展が巡回していました!
アルバレス・ブラボ写真展
〜メキシコ、静かなる光と時
@名古屋市美術館
20世紀の写真史に大きな影響を与えた巨匠を、192点の作品と8冊の書籍で辿ります。
フライヤーはこんなふう。
そう、作品はモノクロです。
日常的な風景がいい。
個人的に好きだったのは《別の物語の少年》。
町をゆく少年を俯瞰した構図でとらえたもの。
少年は素足、白いパンツにはだけた上衣、左手はポケットに突っ込んでいて右手には十字架を持っています。右を向いていますが表情まではわからない。
晩年の自宅の庭を写した作品群も柔らかな光に包まれていて素敵でした。
メキシコというともう少しはっきりした光と影の国だというイメージがあるのですけれど。
シケイロス/リベラ/オロスコら壁画家、フリーダ・カーロにトロツキーら肖像写真も多数。
そしてブルトンはやはりイケメンだと思ったのでした。
1月18日まで。
http://www.art-museum.city.nagoya.jp/tenrankai/2016/bravo/
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