年末だからといってJetcityの場合勤務が変則なので特段変わりは無い休日、せっかくなので空いた時間を利用して詰まってしまった煙管の煤掃除用TOOLを製作する事にした
基本となるのは先日購入したSK4Fドリルロッド材で、これに閉塞部突破用の先端加工と煙管内コレステロール除去用ヘッドの加工を行った
ロッド先端にドリルを取り付けて突破する方法も考えたが、ドリルは突き抜けると大変な事になるので止めた方が良いとのアドバイスも頂いたので今回のドリルロッド作戦を行う事に決めた
まずは旋盤に取り付けて端部孔開け加工をしようと試みたのだが、置き換えたミニ旋盤の主軸貫通孔が今回のロッド材より小さいために通らずいきなり挫折
思案した結果、一港工場長が丁度帰宅していたので「お嫁入り」していたマイフォード旋盤を借りて作業を進める事ができた
一港工場長宅での作業は、ロッド材端面から20ミリ程度ドリリングして破砕した煤を逃がすための空間を作ると共に、先端刃部を形成させるための作業
久しぶりに再会したマイフォード旋盤であったが、その容姿は別にして相変わらず頼もしい作業を約束してくれた
次に自宅にとんぼ返りして、一港工場長宅で製作した端部にバンドソーで十字の切れ込みを入れ刃部を製作、その後バーナーで真っ赤に加熱したあと焼き入れして完成となった
左の写真は突破用の先端部の画
右の写真は煙管内のこびり付いて焼き固められた煤の除去用の画
今回製作したTOOLはどの程度のものなのか全然未知数なのだが、色々試してトライアンドエラーを繰り返し少しづつ経験知を上げていくJetcityなのであった
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