久しぶりにオーディオのネタを・・。
eAR1001を導入して一年半弱と言うところだが、アンプの底部に貼り付けてあるインシュレータというかゴム脚がおかしくなってきた。ゴム脚自体がおかしいのではなくて、接着するために貼ってある両面テープが劣化したのである。
eAR1001は埃の堆積が目立つため一週間に一度くらいは掃除をする。ラックの棚板にも埃が溜まるのでアンプを動かして掃除する。動かすと粘着力が落ちた両面テープのため脚が脱落したり貼ってある場所が移動したりするf(^ー^;
で、いい加減にいかれた粘着力で騙し騙し使っていたのだが、貼り付け具合や貼る場所によって音が変わると言うことに数ヶ月前から気が付いていた。最初は気のせいだと思ったのだが再現実験を何度も実施して確信するに至った。
そう、eARの再生音は筐体の設置状態に敏感に左右されるのである。このアンプ、高域に僅かな「ざわつき」の様なものが最初からあって、それはICEpowerの癖かと思っていた。低域に比べ高域のインピーダンスが比較的高く、即ち高域に行くにつれてダンピングファクターが落ちるせいだと思っていた。
が、上にステサン誌を積んだり、脚を外して直置きしたり、木製キューブを挟んでみたりと色々試すと高域の「ざわつき」具合が変化するのである。また、強奏部の中域にも風呂場臭い混濁が認められるCDが希にあって、それもCDの録音のせいだと思っていた。しかし、設置状態を色々変化させるとこれが見事に治まったりするのだ。
で、分かったことは割と固い脚だとキャンキャンした中高域になり、クッションなどの柔らかいものの上に置くと静かで落ち着いた音になるということ。どうやらeAR自体が、音声信号に応じて微小領域で振動し、それが再生音に反映されているようなのだ。
まぁ音の変化はそれはそれであっても不思議なことではないし、今すぐに何とかしたい、ということではないのだが、それよりかは劣化した脚をすぐに何とかしなければ厄介で・・、ということで劣化した両面テープを一度綺麗に剥離してから付け直すか・・、と思っていた。
その矢先、ちょうどマイミク関係になった よっちゃんさん
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=1146814 から、自らが企画・開発されたというインシュレータをご紹介頂いた。メッセージを数回やり取りしてお話を伺っているうちに、これは結構行けるかもしれないとの確信に近い閃きが来た。
※写真はオリジナルのゴム脚が付いている底板。左側写真の左上の脚の両面テープがとろけてズレている。右側写真は脚を拡大したところ。
(続く)
ログインしてコメントを確認・投稿する