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2024年03月03日21:36

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円空

木端(こっぱ)仏の阿修羅がよかった。

円空〜旅して、彫って、祈って〜
@あべのハルカス美術館
フォト



【展覧会構成】
第1章 旅の始まり
第2章 修行の旅(40代)
第3章 神の声を聴きながら(48歳〜)
第4章 祈りの森
第5章 旅の終わり(晩年の10年)

音声ガイドは呪術廻戦で両面宿儺(りょうめんすくな)役の諏訪部順一さん。
もっとも本展に出ている両面宿儺はヤヌスのように顔が裏表になってはおらず
2つ目の顔は肩先に乗っています。

ほとんどが岐阜から(45点)、他には三重8、愛知6、奈良3など。


会場トップに位置する巨大な
◆金剛力士立像(吽形)
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と第4章 は写真撮影ができました。
大木の形そのままから掘り出されているのがよくわかる。


こちらは
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◆賓頭盧尊者座像
奥に見えているのは
◆護法神立像
です。賓頭盧さまは背後絶壁、これは丸太を真っ二つに割り、断面を背後に表を彫っているから。
護法神の方は4等分に割って彫られています。

展覧会出口の映像によれば、現代でも地元の人々が願い事があると自宅に持っていき
済んだら返す、ということが行われているそう。驚きです。

4月7日まで。
https://www.aham.jp/sp/exhibition/enku/

*****

ワークショップ《チョーク仏》
に参加しました。
指導は現代美術家の河地貢士さん。
自分が「卒業」したいことを黒いトレーに白チョークで書き
祈りを込めながら尖らせた鉛筆で円空風に彫ってゆきます。
鉛筆は10Fと硬いので、チョークが黒くなることはありません。面白かった。
河地さんは「うまい棒」を彫って「うまい仏」なども作っていらっしゃいます。



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