本展は、宮内庁三の丸尚蔵館が収蔵する皇室の珠玉の名品に、東京藝術大学のコレクションを加えた82件の多種多様な作品を通じて、「美の玉手箱」をひも解き、日本美術の豊かな世界をご覧いただくものです。(HPより)
昨年、宮内庁三の丸尚蔵館の収蔵品5件が国宝指定を受けた。「春日権現験記絵」、「蒙古襲来絵詞」、「唐獅子図屏風」、「動植綵絵」「屏風土代」。これらを公開する初の機会。
展示構成は
序章:美の玉手箱を開けましょう
1章:文字からはじまる日本の美
2章:人と物語の共演
3章:生き物わくわく
4章:風景に心を寄せる
絵巻物はあまりにも有名なな作品ばかり。でもチラ見せではなく全巻見せて欲しい!!永徳の「唐獅子図屏」のすごい迫力、抱一の「十二ヶ月花鳥図」は見てるだけで幸せになる。
藤原佐理のぐちゃぐちゃに書きなぐったような「恩命帖」。大鏡に「日本第一の御手」と絶賛されつつ「怠け者で泥の如き人」とも書かれてしまった佐理。残っている書も詫び状や経済的困窮を訴えるものが多く、慌てて書いたものばかりの不思議な人。
さて後期は若冲と小野道風・・・混むのを覚悟して行ってみたい。
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