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2020年08月25日08:46

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旅ゆけば〜♫

コロナ禍の中、後ろ向きに山梨方面バスツアーへ行ってきました。

集合場所に着くと、たくさんの人「今回はたくさんいるなぁ」
するとツカツカと歩み寄ってきた往年のお姉さまが、「どっち、メロン3個おみやげ付きの方?」と噛みつくがごとく聞かれ「えっ?よくわらないですが」と案内書を見せると、眉間にシワが…
「あぁ、トラべックスね、うちはトラピックスだから」
さらに「トラベックスはたまに見るけど今日はまだね」みたいなイヤミまで。

なんで紛らわしい社名にするだよ、トラピックスだかトラベックスだかわからないけど、責任者でてこーい!

そして、そこにいた「トラピックス」の参加がほとんど移動してしまうと、残ったのは10数人。
出発時間まで、あと15分。
「騙された?」
すると公衆トイレの陰から、フェイスマスクをかけた、現代のトイレの神様が現れ、「トラベックスの方、点呼とります」
もしかして、隠れていた?

バスに案内された。
料金がめちゃくちゃ安いので、オンボロなバスなのかなぁ、と思いきや、座席の間隔は広く、脚もピンと伸ばせるし、後ろの席はひと席空いているので、イスも倒し放題!
人数が少なめで、小ぶりのバスで、御一行さま、なんてプラカードが似合うバスだ。

いいねぇ、アットホームで!
ただ小さいバスは高速ではよく揺れますが、そこさえ多めにみたら、ほぼぼぼ満点!
さらにさらに、添乗員は無口。
いまならではのイケてる添乗員、よいよい。

バスが初めに着いたのは、富士五合目。
ここまで渋滞なく、すいすい。
もしかしたら五合目はじめてかも。
天気は曇っていて霧がかかっていて、なんとも神々しい雰囲気。
天上界…もしかしたらこんな感じかな。
そして、人がいない。
バスもうちらだけ。
なのに、車の誘導員が4人、ポニー乗馬を勧めるおじさん4人、おみやげ屋さんの店員さんはたくさん、そして手持ち無沙汰なポニーが6頭。
これはひどい!
余計なお世話かもしれないけど、大丈夫ですか?と聞いてしまいそうなくらい、人がいない!
これでは、ポニーも今晩の夕食にはありつけないだろう。

泣く泣くその場を離れ、バスは富士スバルラインを下りて、次はぶどう狩り。
巨峰に変更するには、180円かかるが、今回はケチケチツアーなので、追加料金払わず。

実食!
30分食べ放題だったが、ぶどうなんてそうそうたくさん食べられないし、糖分も気になるので、結局一房食べて終了。
最近は、美味しい巨峰とかシャインマスカットとかツアーでもスーパーでも引っ張りだこだけど、久しぶりにぶどう色の小さめなぶどうは、昔懐かしい味だった。

窮もまた楽しみ、通もまた楽しむ、なんて昔の人はよく言ったもんだなぁ、と小さいぶどうを5粒ほどほうばりながら静かに味わった。

しかし、ここも全くお客さんがいない。
いや、もしかしたら、透明人間?
うちらの後から1台バスが入っていたが、それでも駐車場はガラガラ、お客さんもパラパラ。
ここも余計なお世話だが、心配になった。

次に向かったのは、バイキング。
最近のツアーは、コロナ予防として、バイキンではなく、個食に変更するところが多いなかの、トラベックスはあくまでバイキング。

ただ、申し訳程度にソーシャルディスタンスのあの足型は、いたる所の床に貼ってあった。
テーブルは6人掛けの円卓に2人づつ、それゃそうだわなぁ。
ただ料理をとりに行くときは密になるが、そもそも人数がいないので、これでも大丈夫か?

料理はどれもとても美味しくお腹いっぱいになった。

そうそう、ランチバイキングの前に、ワイナリーにも寄ったっけ。
確かにものは良いものみたいだけと、千円超えるとワインは高く感じる。
「ポリフェノールが2倍」と言われても、近くのライフなら600円も出せば、昔と違って充分に美味しいワインが買えるのだ。
店員さん、ごめんなさい。

帰り道もいくつか渋滞があったが、予定より30分も早く帰って来れた。

確かにコロナは怖いけど、健康被害もそうだけど、経済的な打撃がひどいことになっている、とひしひしと肌で感じた。

収入が減り、さらにコロナ対策のお金がかかる。

ちょっと先行き不安になった格安バスツアーだった。

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