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2020年05月24日06:22

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伊藤若冲

京都には本当に若冲作品が沢山ある。
49作品のうち個人蔵が30点、初公開が26点。


若冲誕生〜葛藤の向こうがわ〜
@福田美術館


いったいいつから美術館に足を踏み入れていないのでしょう。
わからないくらい昔のことのような気がします。


新型コロナウイルスによる感染拡大防止のため
閉館していた美術館が、緊急事態宣言解除とともに
少しずつ扉をひらきはじめました。


こちらも時間指定チケットを予約して久しぶりに
嵐山へ。
エントランスでは非接触体温計を向けられます。
オンライン予約でない方はここで名前や連絡先を記入。


自粛期間中もウエブ上には様々なアートコンテンツが
溢れていましたが
やはり非日常の空間で作品と向き合う醍醐味は格別です。

展覧会のタイトルについては、元々錦市場の青物問屋を継ぐはずだった若冲が
画業に専念するまで、してからという意味です。


若冲のオウムの羽、ザクロの筆勢、鶏の尾。
懐かしい。
フォト





今回展の目玉はメインビジュアルにもなっている
《蕪に双鶏図》
若冲研究の第一人者辻惟雄先生のお墨付き。
(ウエブサイトにコメントのスペシャルムービーがあります)
落款によればプライスさんの’ぶどう’や細見美術館の’雪中’あたり、
サインの字体など多少の疑問はあるものの真筆であるようです。
フォト



同時代の 池大雅、曽我蕭白、丸山応挙、長澤芦雪の作品も出ており
なかでは蕭白の《寒山拾得図》が小品ながら好きでした。
後ろ向きの2人というのもユニークだし、本人による歌の文字も含めて。

パノラマギャラリーでは
レディ・ガガのぽっくりシューズで有名な串野真也が若冲からインスピレーションを受けた作品が並んでいます。
フォト



6月21日(予定)まで。
https://fukuda-art-museum.jp/exhibition/20200313726


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