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2020年02月08日21:40

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ソール・ライター

映り込むもの。
隙間からのぞくもの。
赤い傘。
俯瞰する構図。
「らしさ」満載です。

永遠のソールライター
@Bunkamuraザ・ミュージアム
フォト



2017年の展覧会で知った写真家。(↓そのときの記録)
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1960200771&owner_id=21651068

映画「急がない人生で見つけた13のこと」もありましたね。
柴田元幸さんのトークをききました。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1960646746&owner_id=21651068



ぶっちゃけそのときと何が違うの?
ということですが


もちろん重なる部分はあります。
《モンドリアンの労働者》とか
赤い傘で雪道をゆく人を上から撮った《足跡》
緞帳のように黒いカーテンが降りてくる《天蓋》とか。
ソール・ライターならカラーのこの作品は抜かせない!というものがありますからね。

しかしそれに加えて今回は
新しい試みがあります。

例えば「コンタクトシート」。
ネガからダイレクトにプリントしたもの。
インデックスのように画像を一覧できます。
言い換えればコマ送りのように撮影風景を彷彿とさせるもの。

或いは「スライド映写」。
カラープリントがまだまだ高価だったため、多くのカラー作品がスライドの形で残されました。
それを会場で懐かしのスライド映写音とともに映し、
さらにその両側に、大画面で
彼の暮らした部屋や道具の記録写真を映す、というエキサイティングなもの。

そしてソール・ライターのユニークさはこんなところにも。

フォト

↑この写真、タイトルは「野球」。

フォト


↑このファッション誌の写真、主役はコートのモデルさんなのに、この構図。
もちろん失敗じゃありません。

まだまだユニークな作品がありそうですね。


3月8日まで。
https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/20_saulleiter/
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