田川流二さんの歌謡コンサートに行く

　　　


おふくろさん
きょうは朝の雨降りのあと、
めちゃめちゃすずしいです

職場に小澤という十何年来の友人がいて、
知り合ったとき、
「親戚のおじさんに歌手がいる」ときいていたのです

今日 町外れの福祉施設の食堂で、
その田川流二さんのミニコンサートがあり、
初めて聴きにきたのです


島倉千代子
人生いろいろ

布施明
愛の園

千昌夫
北国の春

など、希望に結びつくうたばかりでした


６５でボランティア歌手になり、
いま７８、慰問にまわったのが、
今日で３５５回目だそうです


おれは歌を聴き、
施設のこどもら、おとなたちと
ふれ合う田川さんをみていて、
泣き通しでした

こんな人生があるんだなあ、と。

兼司も施設でお祭りをやったり
していたな
おれの寮のハッピ羽織ったりしてな


４０分くらいのコンサートがおわり、
田川さんに
「今日はありがとうございました。
　小澤一博君の友人の山崎といいます。」
とあいさつすると、
「あいつはロクでもねえやつだでね」と言った（ここは、つくりで、オフクロに送ったメールとは異なります）

こんなに感動したのは
ひさびさだったよ。