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2019年03月25日23:31

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ポタリストの記録・【彼岸のポタリング・その1】

■バーエンドの歪み■

 あれから遂にバーエンドバーを取りつけた。それまでバーエンドバーについてどちらかというと否定的だった。外側に取り付けたらブレーキを掛けられないではないか、これでは危険極まりないと。

 ところがそれを解決する方法があった。内側に付ける方法である。メーカーは推奨している訳ではないが、安全性は確保されている。

 但し外側のシフターと干渉する場合が多々あるので、取り付けられるバーエンドバーは限られる。ベストセラーのフォグリア、TIOGAのパワースタッズ、グランジのティアーバーエンドは前後左右逆にしないとつかない。これだと確かにつくが、ボルトが内側を向くので意味が無いだろう。

 そこでやっと見つけたのがBBBのBBE-05ライトカーブ、クラシックベントだ。これは自由度が高い。より自由度が高いのはライトカーブの方だと判明したので、こちらにした。カーボン並みの軽さにびっくり。

 準備が整ったので出発しよう。

 彼岸に父、叔父、祖父母の墓参りに自転車で行くことにした。ところが・・・。

 4速のギアが入りにくくなった。SHIMANOのアルテグラクラスのホイールを使い出してから、それまで中央の5速発進だったのを4速にしていた。わざと低めのギアから選択するのは高速道路でマニュアル車が本線に合流する際にシフトアップするのではなく、3速まで75km、4速、100km・・・と引っ張り気味に走った方が巡航速度を得やすいのと同じ理屈である。

 4速のギアがいまひとつなのはテフロンワイヤーにして以来続いて来たが、ここへ来て頻繁に起きるようになった。勿論5速、6速とシフトアップしてしまえば違和感は消えるが。ここで誰もが考えるのはディレーラー調整だろうが、それをしても違和感が消えた訳ではない。矢張り引っ掛かる。そこで・・・と行きつけの自転車屋で見て頂いたらリアバーエンドに歪みがある事が判明。

 皆さまもギアが入りにくく、調整してもおかしい状態が出て来たら一度はリアバーエンドの歪みを疑ってみても良いかもしれない。勿論原因はさまざまである。お使いのシマノのドライブトレインが10速(ティアグラ、デオーレ)以上で更に通算走行距離が5千キロを越えているのであればドライブトレイン自体が経年劣化しているか、チェーン交換が必要なのかもしれないが。

 原因は清瀬市で一度右側に転倒した事だろう。左には2回(うち1回は整備中)。転倒時にどちらに転倒したかを覚えておくことも原因究明につながる。進行方向右側に転落した場合、リアエンドやディレーラーに負担が掛かり、破損しやすい。なまじ破損しなかったので気づかなかったようだ。

 ★ちなみに破損した場合、ESCAPE R3ならば1,500円程度。但し刻印されている製造番号が判明しないとつかない事が多いので、ご注意。出来ればGIANTストアに破損した部品ごと持って行った方が良いでしょう。★

 そのお店では歪み具合を測る工具だけでなく、補正する工具があるので、許容範囲まで補正して貰った。

■ルート選定■

 さて無事4速が使えるようになった事で乗りやすくなった。彼岸の墓参り兼ポタリングに駆りだすことにする。

 JR拝島駅⇒R16アンダーパスを潜り、山王橋通り⇒熊川駅⇒奥多摩街道(旧道)⇒熊野橋を左折⇒五日市街道⇒多摩橋⇒平沢⇒ざくざくばばあ⇒五日市街道⇒JAマイム・あきる野ファーマーズセンター⇒秋留台公園東通り(正式名称不明)⇒南北道路⇒都道165⇒瀬戸岡⇒R411⇒西多摩霊園⇒R411⇒旧満地トンネル⇒友田⇒吉野街道⇒多摩川橋⇒奥多摩街道⇒河辺⇒山根通り⇒真浄寺⇒塩船観音寺⇒JR青梅線の南の側道を立川方面へ⇒羽村スポーツセンターで途切れる為、間坂街道⇒新奥多摩街道⇒旧青梅街道⇒福生駅南口⇒銀座通り⇒新奥多摩街道⇒熊川駅⇒往路と同じルートで拝島駅

 というルートに決まった。ポタリングという性格上、最短距離ではないことをご容赦頂きたい。この中には坂もあればフル加速を要求されるところもあるため、新しく取り付けたバーエンドバーの実力を試すにはちょうど良いかもしれない。

 空気圧は例によって6.0BARにして出発した。

■バーエンドバーが早くも真価を発揮■

 出発した拝島駅は朝方こそ寒かったが、10時の時点では暖かい。春が近い。

 拝島駅はまるで地方県庁のような駅に生まれ変わったが、昔のようにゴチャゴチャしている雰囲気も嫌いではなかった。勿論自分が実際に配達などで来るのは御免だが、その方が活気はあるように感じた。バスターミナルが出来た事で、大通りと飲食店街、商店街が隔絶されたので、今後人の流れは変わるだろう。

 アンダーパス手前にあったローソンは無くなってしまった。結構便利だったのだが、長くは無いだろうと思っていた。11時半だというのに、看板メニューのゲンコツコロッケ、メンチが無い。それが毎週のように続いていた。ゲンコツコロッケは日本一売れているコロッケだ。毎年全国で3千万個以上販売される。それが昼時に無いとあっては販売意欲が無いと言われても仕方が無い。

 武蔵野橋のアンダーパスを潜る。潜った先にT字路があり、ここは一時不停止の原付、クルマ、自転車が多いので要警戒の交差点だ。案の定、私が二段階右折したが、信号無視で先に行った軽快車があわやニアミスだった・・・。ここは加速がつきやすいだけに注意が必要だ。

 バーエンドバーは内側につけているので、咄嗟にブレーキを掛けられるようになっている。ブレーキには違和感が無い。矢張り内側につけて良かったと思った。BBB社のBBEライトカーブは購入当初は長過ぎないかと思ったが、握りやすく、これぐらいあった方が走らせやすいと思いなおすことになった。後は狭い駐輪場でどうだろうか。尤も今まで駐輪場を使ったのは国営昭和記念公園前のJR西立川駅と西武線の所沢駅程度だが、干渉するほどではないと思う。

 しかしこれが帰宅後、思いの外、身体へ影響を及ぼすこととなるが、それについては後日にしたい。

 奥多摩街道沿いを走る。この時点でもフラットバーではなく、バーエンドバーに手を置き、シフターとブレーキレバーを囲むようにして持つようになった。人間の指は下より横を向いている方が自然である。

 ならばそろそろグリップをショートにしたいところだ。ESCAPEの純正は実寸で136mmあった。130mmがロンググリップの標準である事を考えると思いの外長いグリップだ。これがショートグリップの標準の95mmであれば自由度は増し、バーエンドバーとブレーキ、シフターに触れたまま、たやすく曲がれるかもしれない。平沢⇒五日市街道、西多摩霊園⇒旧満地トンネルは上り基調なので期待したいところだ。

 最後までご覧頂きありがとうございました。
 
(続く)

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