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2017年08月19日22:51

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浜風のつぶやき2017〜16〜タラレバ

1回の表がすべてだった。

前橋育英の先発は左投手の丸山君、花咲徳栄に左バッターが多いということもあっての先発だったが・・・・

初回から花咲徳栄は猛打爆発・・・・

だが、本当に猛打爆発だったのか・・・・

テレビの解説者の皆さんには言えないことが多くあるのだろう。


はっきり言って、初回の花咲の猛攻は前橋の投手のそのほとんどのボールが高かったことによる。あれだけの高いボールなら左対左でも普通にミートするだけで左中間を破るだけの力を花咲は持っている。逆に本塁打を狙わずに外野の間を抜く長打狙いのミート打法が彼らの筋力では可能だったということだ。だから、猛攻でもなんでもない。

2回には前橋の丸山君は立ち直り低めにボールを集めた。だから花咲は3者凡退だった。だが3回に安打と四球で無死満塁から内野ゴロバックホームで1死としたが、その後タイムリーを浴びて1点を失い、次打者は丸山君の好フィールディングで併殺に取った。

前橋は1回と2回に1点ずつを返して4−2としていただけにこの3回の失点は大きいと思ったのかもしれない。だが、丸山君は復調の兆しは見られた。

丸山君が失点したのは彼の投球が通じなかった訳ではない。単純にボールが高めに浮いていただけなのだ。

結局前橋は4回から皆川君をマウンドに送って2点を失い、その後は力のあるボールで互角に試合を進めたが、


結局序盤の失点を取り戻せず試合を落とした。

あくまでも結果論だ。丸山君を続投させていればどうなったか、あるいはそもそも先発から皆川君を使っていればどうだったか・・・

高校野球は一発勝負だ。だからそんなタラレバの結果は分からない。最近の一発勝負は大量得点差があっても長打力ですぐにひっくり返される場合も珍しくない。だからこそ少しの采配の違いは大きなギャップを生むこともある。

せっかく丸山投手に託したこの試合は花咲の攻撃力にもう少しどっしりと構えてもよかったような気がする。もちろんいずれにしても負けたかもしれないが・・・・

皆川君、丸山君、吉澤君・・・・

3年生の投手陣を軸に勝ちかがってきた前橋育英は花咲徳栄の猛打の前に散った。得点差を見ても明らかだ。だが、ほんの少しのボタンの掛け違いだったような気がする。



2017年8月19日 第99回全国高校野球 3回戦(於 阪神甲子園球場)
花咲徳栄
401 200 201 = 10
100 000 200 = 4
前橋育英

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