少しずつ変えながら繰り返されるかたち。
のみこまれてしまいそうな。
N・S・ハルシャ展
〜チャーミングな旅〜
@森美術館
インドの現代美術作家、ハルシャの世界初・大規模個展です。
カルナータカ州マイスールというと南西部ですね。
農村でありながら急激に経済的・技術的に発展している地域とあります。
そのことが関係していて、農民とスーツを着た人が共存する作品も多い。。
《私たちは来て、私たちは食べ、私たちは眠る》。
約1.8x3メートル近いキャンバス3枚の一面に描かれている人々。
ひとつとして同じものはありません。
メインビジュアルの《ここに演説をしにきて》では6枚のパネルに2000人の人々が
無個性なプラスチックの椅子に座っています。
よくみると、スーパーマンやバットマンあり、フリーダ・カーロあり、ゾウなどの動物あり。
圧巻は《ふたたび生まれ、ふたたび死ぬ》
メビウスの帯のような24メートルもの作品です。近寄ると宇宙のよう。
あ、そういえば別の作品解説に
「眠ることは宇宙と一体化する儀式だ」という作者の言葉がありました。
6月11日まで。
http://www.mori.art.museum/contents/n_s_harsha/
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