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2016年12月20日15:36

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年末台湾 12月14日 奇美博物館

去年、台湾に来たときに2105年1月3日新館がスタートしたというニュースを聞いて次回は絶対に訪問しようと決めていた。この旅行の一番の目的「奇美博物館」は完全予約制。2ヶ月前からインターネットで予約受付が始まる。大人気だけど土日でなければ何とか取れるみたい。

台南駅から朝8時半のバスで9時前博物館の裏の駐車場に到着。でもまだ開館前で敷地内に入れない。続々と観光バスが止まり中国本土からの団体がやってくる。

しばらくして入場が許され敷地内に入る。広い!正面入り口までなんと15分もかかった。予約したのは9時45分でまだ30分ほど早かったけど入場OK。常設展入場券は290元。


特別展は「紙上の奇跡 折り紙アートと科学」世界20カ国‧60名近い折り紙作家の作品を一堂に集めて展示。これがかなり驚きの作品ばかりで見応えあり。ついでに写真撮影OK。
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保証金1000元と100元で日本語の音声ガイドを借りて常設展入場。まず1階の右側が「動物の剥製」。入ってすぐに象の大群。見まわせばあらゆる種類の動物がわんさか。日本の科博剥製コーナーの4倍以上の規模かも。

左側は世界中から集められた「古代からの兵器や防具」。日本のコーナー、遠くから「ハシゴ!?」のように見えたのは日本刀。天井から床までまさにハシゴのようになった日本刀の柱が4本。ということは80本以上はあった?年代は鎌倉時代のモノが多いようだけど銘は書かれてない。ぞんざいな扱いのように見えるけど手入れは完璧。他の国の展示もこんな感じでその量の多さに圧倒される。

1階の突き当たりはロダンルーム。ロダンだけではなく同時代の彫刻家の作品もあった。大好きなカルポーの作品がずらり・・・まるでデッサン室のよう。ひゃー、これって全部本物!?

2階は左側が西洋芸術のホール、右側は「楽器のホール」突き当たりは「19〜20世紀の芸術ホール」展示作品数も凄いけど展示の仕方も凝っている。「楽器ホール」のオーケストラ風の展示室は楽しい。この広大な建物の中にはトーハク、西美、科博、歴博が揃っている感じ。

現存する最古のチェロ「シャルル九世チェロ」、エルグレコの「サルマルタンと乞食」・・・。オーナーの許文龍氏って何者!?

○奇美博物館の創設者は、奇美実業の創業者でもある許文龍氏。許氏は1960年、奇美実業を創業、町工場からABS樹脂生産では世界的な規模を誇る大企業にまで育て上げ、台湾における高度経済成長を支えた一人です。(資料より)

途中、昼食を挟んで所要時間5時間以上となったので切り上げることにする。庭園も彫刻がいっぱいですごいけど時間がもったいないのでタクシーで近くの「保安駅」に行き台南に戻る。おやつにセブンイレブンで煮卵と台湾風おでん購入。ホテルで休憩の後「神農街」まで散歩。海安通りの「清乃心」で海鮮料理の夕食。ビール2本とあれこれ頼んで900元。鴨の舌の炒め物というのを食べる。美味。
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