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2016年11月11日19:05

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神宮スズメの独り言2016秋〜11〜始まりの神宮

仙台育英のサウスポー長谷川投手は初回の第1球を140キロのストレートでストライクを取った。そして、最後は143キロのボールで三振を取った。死球でランナーを一人出したものの、無失点に抑えた。

履正社の右腕武田君は先頭打者にレフト前に運ばれた。しかし最後は三振に仕留めて無失点。

両投手ともに立ち上がりは上々。

ボクは明治神宮大会ではなぜか仙台育英と縁がある。楽天に入団した佐藤世那投手と慶應で1年秋から正捕手の座を使っている群司君、ロッテに入った平沢君などを擁して優勝したときも、その決勝戦を見ていた。

相手は履正社、不足はない。

しかし、長谷川君は制球が定まらなかった。2回に先頭打者を四球で出すと送りバントとタイムリーで1点を失った。

3回、4回、5回とすべて先頭打者を四球で出した。それでも無得点に抑えたのは違った意味でさすがだったのかもしれないが・・・・

6回にはついに捕まった。あっさりと2死を取って安心したのか、それから連続四球、その後浅めに守っていた外野陣の頭を超える3塁打を打たれた。2点・・・

この6回までに長谷川君が打たれた安打は2本だ。しかし与四球は8つ、そのうち4つがストレートの四球だった。

6回裏には代打が送られて長谷川君に代わってマウンドに上がったのは背番号10の佐藤君。そうだ、あの佐藤世那君の弟、佐藤命央君だ。しかし・・・・

ストレートの四球・・・・降板・・・・

お兄さんと違って安打スロー気味のサイドハントの投手、制球が安定しないと厳しい。続いてマウンドに上がった加藤君から注目の履正社安田君は強烈な1塁へのゴロ。1塁手は身を挺して止めようとしたが打球の勢いが強く、ボールはライトポール際のフェンスまで達した。安田君は3塁まで達したが、記録は1塁手のエラーだった。強襲安打でもおかしくないと思えたが・・・・

これで履正社が1点を追加すると続く若林君のタイムリーで更に加点した。

仙台育英はその裏1点を入れたがそのまま試合は5−1で履正社が勝利した。

履正社が放った安打はわずかに4本、しかし10の四球を得て仙台育英を突き放した。逆に仙台育英は自滅した形だ。

第1試合と同様に一つ歯車が狂うとなかなか修正がきかなくなるのは、まだチームが完成されていないからか。

しかし、この日の仙台育英は18人の選手を起用し5人がマウンドに上がった。ただじゃ負けない。ここから始まる。そんな戦いぶりだった。

共に来春のきっかけになる試合だったと思う。


2016年11月11日 第47回明治神宮野球大会 高校の部1回戦(於 明治神宮野球場)
履正社
010 002 200 = 5
000 000 100 = 1
仙台育英

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