やわらかく生きる

前回好評でした、
相田みつをの作品を紹介します。

セトモノと
セトモノと
ぶつかりっこすると
すぐこわれちゃう
どっちか
やわらかければ
だいじょうぶ
やわらかいこころを
もちましょう
そういうわたしは
いつもセトモノ


やわらかいこころ


木の芽がのびるのは
やわらかいから
若葉がひろがるのは
やわらかいから



かすかな風にも
竹がそよぐのは
竹がやわらかいから


年を取って困るのは
足腰ばかりではなくて
頭が固くなることです
心が固くなることです


やわらかいこころを
持ちたいものです
いつまでも心の若さを
保つために



この世は
わたしがわたしに
なるところ
自分が
自分に
なりきる
ところ


以上が相田みつをの作品です。

本当の安らぎを得るためには、

眼を自分の内側に向けることです。

自分が自分になることです。

本来のあなたは
やわらかく素敵なはず
いつのまにか
固くなってしまった
結婚か
仕事か
恋愛か
社会が

あなたをかえた

あなたはあなたらしい

やわらかいこころを

とりもどしてほしい


がまんするのはやめな

がんばりすぎると


固くなるから


柳のように


いきようよ



合掌