秋の風を感じる時季になりました。
『秋深き隣は何をする人ぞ』
(芭蕉)
秋も深まり、物寂しさがつのるこの頃、ひっそりと毎日を過ごしているようにみえる隣の人はどんな人でどのような生活をしている人なのだろう。
『あばら骨なでじとすれど夜寒かな』
(一茶)
夜寒の中、長患いのためふせていたら、痩せて浮き出たあばら骨を
なでまいとしてもついなでてしまうことだ。
(長野の善光寺で75日の病に伏した時の歌)
秋はなんとなく、このようなもの寂しい句が多くなりますね。
旅先(人生)にはいろいろな体験をするものです。
それに屈指図に生きる事が大切ですね。
『人生の99%が不幸だとしても、最期の1%が幸せならば、その人の人生は幸せなものに変わる』
(マザー・テレサ)
最後の最後に、一瞬でもいいから『生まれてきてよかった』と思ってもらいたいからと看護したそうです。
オセロのように、過去のすべてが幸せにひっくり返るのですね。
『終わりよければすべてよし』
(シェイクスピア)
最後に大好きな良寛さんの詩を紹介します。
『もともと明るく輝く玉は、ただ自分自身の心の中にある。
その心にある玉の光は太陽や月の光をまとめた以上の輝きで、世界のすみずみをも越えて行き渡り、その明るい光は瞳を射て、まともに見ていられない』
『天上界や人間界にいるすべての人が、みな丸くて清らか仏心というものを持っている』
丸くて清らかな仏心とは前向きな心(プラス思考)の意味。
何事も悲観的に考えないで、取り越し苦労や悪い連想はやめて、うまく行くことを想像しなさいと述べています。
僕も前向き思考で多くの難局を乗り越えて来ました。
だから、本当にそう思います。
『1%の幸せですべて
が変わる』。
大好きな言葉です。
明日はよい日になる。
そう信じましょう。
合掌
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