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2015年08月30日05:29

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野村の前に野村なし

連日の本降りであった
だが、柔道家野村のことを思って新聞を配っていると、そうたいした苦痛でもなかった
配り終え、帰宅して乾いたからだになり、部屋の布団の上に座っていられる幸福感、心地よさ。

野村忠宏は、三連覇を成し遂げたアテネのあと、現役続行以外の道を歩んだならば、
なんぼでも楽な毎日をおくれたろう
輝かしい栄光をつかんだやつは、そのあと負けつづけることなどとても耐えれたもんではなかったはずだ


アテネのあと、十一年現役をつづけた野村の姿は求道者そのものである
スポーツを超えた修験者の道だ

若いころからの野村の顔つき、語り口にそういうものを感じていた
逃げ、誤魔化しのない、自分が納得いく生き方というものを、
野村は示してくれた。
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