雹が降った

４日ほど前に寒くて夕食後風呂をたてて入ったと書いた。　その時まだ南仏の初夏の中で毎日汗を流して歩いていた体がオランダの天気に馴染まずそのぶり返しだと思っていたものが必ずしもそうでもなかったようだ。　　実際寒かったのだ。　毎日１４℃前後で暖房をつけたぐらいだったからでもあるのだがそれがまだ続いている。　今朝雹が降った。　晴れ間がでているのに突然パラパラという音があちこちに弾けてこまかな白いものが庭石に散らばっていた。　すぐに収まったものの天気の変化は降ったり晴れたりめまぐるしさだ。

午後この何週間か溜まっていた紙と壜を捨てに車で集荷場まで持って行き、そのついでにスーパーに行って嵩になるものを買いその足でプジョーのガレージに寄って壊れていた右のヘッドライトのバルブを換えてもらった。　前の車はまだ自分で工具を使って壊れたランプぐらいは取り替えられたし交換ランプやヒューズの入った小箱がダッシュボードの中に入っていたのだが今はもう我々には手出しができない。　専門の人間が特別な工具を使って思わぬ場所を操作してその部分をブロックとして取り外すようなことをするので昔は自分でやれば３００円ぐらいだったものが１０分ぐらいの工賃を含めて２３ユーロ、２７００円ぐらいかかるのだから面倒なものだ。

その後、家に戻れば晴れていたので隣との間の垣根を剪定した。　こういう１日をどういえばいいのか。　定年生活であるからこういうことをするのだがそれまでの生活からすれば、今日は特別何もしなかった、と書くのが適切なような気がする。　　夕方家人と二人分の食事を用意していたら今の時期近くの市で会計検査の仕事をしているという息子から電話が入り自分の分があるかと問われ急遽三人で食卓を囲むことになった。　　明日は娘が来て三人で食事をすることになっている。　　今日白アスパラガスを多めに買ってあったから丁度いい。