mixiユーザー(id:65552144)

2019年09月25日22:17

80 view

次女の死 2

書き続けられるかどうかわからないが、とにかく書いてみようと思った、次女のためにも私のためにも。

というのも私は次女の友人たちほど嘆き悲しんでもいず、ほとんど何事もなかったかのように暮らしているから。
それがかえって怖い。

次女が訪れていた親友夫妻と息子を含め、毎日10人から15人の友達が病院を訪れ、私たちは交代で2〜3名づつが次女のそばで過ごした。
私は次女にこんなにたくさんの親しい友達がいるのに驚いていた。
誰にも友達はいるだろう。
しかしこの友人たちは次女の状況に明らかに大きなショックを受け動転している様子だった。
病室に隣接している待合室にはともすれば重い空気が流れがちだった。
毎日ロンドンからやってくる彼等は仕事を休んでいるのだろう。
大丈夫?
そっちが心配になってくるほど。
そして彼らは私を気遣ってくれる。

中でも最近次女と親密に付き合っていた女友達は、新しく就職したばかりなのだがそのまま私と一緒に病院に寝泊まりした。
彼女は私に対応するときは明るくポジティブだが、朝早く目覚めた時、泣いている彼女に気がついた。
どうやら友人と電話で話しながら泣いている。
その会話にはこの事態が受け容れられないという怒りも含まれていた。
私も彼女の泣き声を聞きながら泣いた。

3 6

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する