ジョージア（グルジア）・フランス・イギリス・ドイツ合作の映画です。イラン出身で、現在はヨーロッパで亡命生活を送っている「カンダハール」などで知られる、モフセン・マフマルバフ監督が平和への想いや未来への希望を込めて描いたヒューマンドラマです。

続きを読む

南海放送（ 愛媛）の伊東英朗監督によるドキュメンタリー映画「放射線を浴びたＸ年後」公開から３年を経て、続編ができました。前作では、これまで１９５４年の３月の「第五福竜丸事件」としてだけ記憶されてきたビキニ水爆実験で、実際にはそれ以外にも数多

続きを読む

「ペーパームーン」「ラスト・ショー」のピーター・ボグダノビッチ監督が、長編劇映画としては約13年ぶりに手がけた群像コメディで、アメリカ映画です。新進のハリウッド女優・イザベラがインタビューを受け、これまでを振り返ります。なんと、彼女は元コール

続きを読む

トビー・マグワイアが製作＆主演のアメリカ映画です。ＩQ187を誇る天才で、15歳で最年少グランド・マスターとなり、若くして世界の頂点を極めた、伝説の天才チェスプレイヤー、ボビー・フィッシャーの半生を映画化した、事実に基づく映画です。主に描かれるの

続きを読む

井上ひさしが、広島を舞台にした会話劇「父と暮せば」と対になる作品としてタイトルだけ決めていた作品を、遺族の願いで、山田洋次監督が遺志を受け継ぎ映画化しました。194５年8月9日、長崎に原爆を投下するシーン、続いて原爆が落ちた瞬間.、すさまじい光と

続きを読む

第二次世界大戦時、ナチスに迫害されたユダヤ難民に、独断で大量に日本通過のビザを発給して約6000人の命を救い、「日本のシンドラー」とも呼ばれた外交官・杉原千畝の半生を描いています。以前から、千畝のことは知っていて、出身地にある岐阜県八百津町の杉

続きを読む

2014年にノーベル平和賞を17歳という史上最年少で受賞した少女マララ・ユスフザイを、「不都合な真実」のデイビス・グッゲンハイム監督が取材したドキュメンタリー映画で、アメリカ映画です。パキスタン北部で学校を経営する詩人の父と文字の読めない母の長女

続きを読む

日本・トルコ合作映画で、監督は「利休にたずねよ」の田中光敏。日本とトルコの友好関係の礎となったエルトゥールル号遭難事件を題材に映画化したヒューマンドラマです。イスタンブールを出港したオスマン帝国の親善訪日使節団を乗せた軍艦エルトゥールル号は

続きを読む

2010年に発表され、生身の俳優とロボットが共演する異色の世界観が国内外で注目された、同名のロボット演劇は、劇作家・平田オリザとロボット研究者の石黒浩（大阪大学教授・ATR石黒浩特別研究所客員所長）とのコラボレーション作品です。この芸術と科学のコ

続きを読む

「父、帰る」のアンドレイ・ズビャギンツェフが、ロシア北部の小さな町を舞台に、力を持たない普通の人間が腐敗した権力を持つ者に押しつぶされる悲劇が描き、カンヌ国際映画祭で脚本賞、ゴールデングローブ賞で外国語映画賞を受賞し、第87回アカデミー賞の外

続きを読む

アメリカ・イギリス合作映画です。第二次世界大戦中にナチスドイツに奪われた世界的に有名なグスタフ・クリムトの名画を取り戻すため、オーストリア政府を相手に返還訴訟を起こした米国在住の82歳の女性マリアと、駆け出しの青年弁護士の奮闘を描く実話を基に

続きを読む

カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品され、同部門グランプリとパルムドッグ賞をダブル受賞した、ハンガリー・ドイツ・スウェーデン合作映画です。雑種犬に重税を課す悪法が施行された、ヨーロッパのある街。13歳の少女リリは、可愛がっていた愛犬ハーゲン

続きを読む

「ハッシュ！」「ぐるりのこと。」で数々の映画賞を受賞した橋口亮輔監督が、7年ぶりに手がけた長編監督作です。通り魔事件で最愛の妻を失い、橋梁点検の仕事をしながら裁判のために奔走する男。そりがあわない姑や自分に関心の無い夫との平凡な生活の中で、

続きを読む

アメリカ映画です。アカデミー賞脚本賞に輝き、ハリウッドのトップ脚本家となったキースですが、その後15年もの間ヒット作に恵まれず、妻に逃げられ、一人息子とも会えず、どん底の生活でした。そんな彼が仕方なく引き受けたのが、田舎町の大学でのシナリオコ

続きを読む