東野圭吾の同名ベストセラー小説を、廣木隆一監督が映画化。東野圭吾は好きな作家で、この原作も読みました。たいていは原作の方が良いと思うことが多いけれど、過去と現在が交錯するファンタジーだから、いっそう映画より本で読んだ時の方がスムーズに入り込
「あいち国際女性映画祭」で見ました。大阪アジアン映画祭観客賞を受賞した香港映画です。タイトルの「29+1」というのは、間もなく30歳を迎えるヒロインの年齢です。1ヶ月後に30歳の誕生日を迎えるクリスティ(クリッシー・チャウ)はキャリアウーマンで、
「あいち国際女性映画祭」で見ました。1955年の映画で、古い映画はあまり見ないほうですが、なかなかよかったです。上映後、大学教授で当映画祭コーディネーター斉藤綾子さんのトークがあり、より理解が深まりました。監督は日本映画史に残る大女優・田中
「あいち国際女性映画祭」で見ました。日本初公開のドイツ映画です。1964年、恋人同士のイギリス人男性のケネスとドイツ人女性テレーズはギリシャに滞在中でしたが、ケネスの母が事故に遭い、テレーズを置いて帰国します。そして、30年後のベルリン・・
心臓移植をめぐり、葛藤する人々の一日を描いた人間ドラマで、フランス・ベルギー合作映画です。37歳のフランス人女性監督カテル・キレベレが、メイリス・ド・ケランガルのベストセラー小説をもとに映画化夜明け前、彼女が まだまどろみの中にいるベッドをそ
「あいち国際女性映画祭」で見ました。東日本大震災の地震で大津波に襲われ、大きな被害を受けた福島沿岸部の、原子力発電所から22キロ離れた南相馬市原町区萱浜(かいばま)。萱浜に住む一つの家族を中心に、その5年半を描いたドキュメンタリー映画です。
「あいち国際女性映画祭」で見た韓国映画です。東京フィルメックスの観客賞などトリプル受賞の快挙を成し遂げ、一般公開も始まります。若き女性監督であるユン・ガウンの長編二作目で、自身や友だちの間であった体験をもとに、いじめやスクールカースト、家庭環
「居酒屋」、「ナナ」などを書いた文豪エミール・ゾラと近代絵画の父と呼ばれる画家ポール・セザンヌの長期間にわたる友情を描いたフランス映画です。転校生でいじめられていた貧しい家の少年ゾラを富豪の子のセザンヌが助けたのが二人の出会いでした。境遇も
世界中で広く愛され、これまでにもテレビや映画、実写、アニメなどで幾度も映像化されてきた児童文学の名著「アルプスの少女ハイジ」を、原作が生まれた本国スイスで新たに実写映画化。頑固だが優しい祖父と暮らす少女ハイジは、ある日、大富豪のお嬢様クララ
第二次世界大戦中の史実をもとにしたチェコ・イギリス・フランス合作映画です。1942年、ナチスドイツは占拠地域をヨーロッパのほぼ全土に広げていました。ロンドンに亡命しているチェコスロバキア政府とイギリス政府はヨゼフ、ヤンらをパラシュートによってナ
司馬遼太郎の著書を、原田眞人監督が岡田准一、役所広司、有村架純ら豪華キャスト共演で映画化。豊臣秀吉亡き後の天下をめぐり、天下取りの野望に燃える徳川家康の東軍と、豊臣家への忠義を貫く石田三成率いる西軍が激突し、たった6時間で決着がついた「関ヶ
重松清の同名小説を三島有紀子が浅野忠信、田中麗奈主演で映画化したヒューマンドラマです。中年サラリーマンの信と妻の奈苗はバツイチ同士の再婚で、奈苗の連れ子である二人の娘とともに暮らしていました。信にも元妻と暮らす、長女と同じ年の実の娘がいて、