精神的に最悪な時に見た。でもそのなんか小さな設定でバカやってる姿勢に、ちょっと癒された。このミュージカルに何を言う資格もないが(だって乗り切れなかったから・一幕目、意識失ってたし)、劇場全体で(観客も一緒になって)楽しくやろうぜってのはすご
凄いヘビーな題材の芝居だった。AI(プライム)と会話してると、結局自分自身の内面と会話するのとイコールになり、魂を病んでいく…。まさぐられるのは、自分の記憶。かなり恐ろしいよ。しかしこんな繊細な感覚を微妙な筆加減で描ききってる脚本家が凄い。
冗長な台詞が並ぶ一幕目は閉口したが、2幕目のタイトロープを渡るような登場人物たちの現実と、「人間」の現実の境界線の描き方が凄い!ピランデッロ、やっぱ最高!これを演出した長塚圭史もいい仕事してる!これが1921年の作品だなんて…!現代感覚を練