藤田貴大がストーリーを見せるつもりがないことは知っていたが、ここまで全部、川上未映子の詩の羅列でやられると、たまたま興味が湧いた詩にしか反応できない。耳に届いた詩以外は、まるでＢＧＭだ。出演が青柳いずみでなかったら、劇場を出ていたかも。こう

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有罪か無罪か、考え方はそれぞれ違うだろうけれど、僕は大人数を生かすために少人数を殺すのは、二次大戦の日本軍を思わせるからギルティ―。自分が死ぬなら（そしてそれを本人が了解してるなら）あり。終わったあとに、一緒に見た人と語り合いたくなる作品。

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