〜　‥忘れられない年　〜今年は盲腸の破裂に気がつかなくて更に腹膜炎に発展しているとも思わなかったあげくに三途の川の岸辺を覗いてしまったた年執刀医に「痛かったでしょう？なぜ救急車を呼ばなかったんですか？二日間も」と問われたので「風邪をこじらせ

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〜　朝の雲　〜朝焼けが消えていつものように午前中の空の準備が始まる何の変哲もない青空と雲…とぼんやり眺めていたら色々なものが見え始めてなんと面白いことあははワンちゃんがニワトリを追いかけているニワトリはこけこっこーと必死で走っているけどワン

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〜　その時の気分にあわせて　〜純粋な気持ちで無心の境地でお伽話を聴くだけではなくて覗いてみたいならランドがいい静かな興奮とロマンティックなときめきをスクリーン上で観るだけではなくて肌で感じたいのならシーがいい

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〜　人差し指と手のひら　〜海底の世界で人魚が歌うやがて大きな貝からたくさんの泡あっと言う間に海底全体を漂い夢心地の二人の間にふわっとひとつ僕が右手を伸ばし人差し指で追うと君が左手の手のひらをかざす気まぐれな泡は僕の指の先でも君の手のひらでも

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〜　新たな目標　〜『隊長・・・』傍らで爆睡の弟君を見ながら音桶隊員が呟いた「なんだい？　音桶さん」弟君が目を覚ますとやっかいなので小声で返事をした『今回の探査ってあっと言う間でしたね』　確かにちょっとあっけなくて寂しい気はする「そんなもんだ

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〜　無袋ふじ蜜入　〜蜜がたっぷり入った岩手の無袋リンゴとてつもなく甘かったリンゴの無袋って袋かけをしないで太陽に直接さらして育てる栽培方法で甘さが増すらしいこの栽培方法の品種にはサンを付けるらしく『サンふじ』は無袋栽培で育てた『ふじ』と言う

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〜　微笑み　〜僕が「あーっ！」と声をあげ仲間達からすっと抜け出し素敵な眺めに感激していると君はいつの間にか傍にいて『写真魂に火が付いたのですね』と言いながら微笑む僕が「おーっ！」と声をあげ真っ先にショップに入りあちこち見て回っていると君はい

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〜　静かな夜の君へ　〜好きな本を読んで癒されている君へ好きな紅茶を飲んでまったりとしている君へ好きな音楽を聴きながら照明の光にとけこんでいる君へMerry Christmas

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〜　風呂場で徒然なるままに　〜目の前にぷかぷか浮かぶ柚子を見ていて感じる微かな香りが湯気と一緒に湯船をただよう窓から流れ落ちる冷気がそれを一瞬かき消す目の前にぷかぷか浮かぶ柚子を手にして想う柚子湯ってひらがなにすると下から読んでもゆずゆ大し

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〜　日の出から日没までが最も短い日　〜お日様が空にいる時陽の光が地上に降り注いでいる時なんか体に力を感じるだからお日様が地平線に隠れてしまうと日中蓄えた力を使わざるを得なくなるとくに昨日は蓄える事の出来る時間が短かったせいもあり夜中に力が尽

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〜　あたしをお忘れじゃありませんか？　〜すみません忘れていましたでもそのおかげで糖度抜群の味を堪能しましたえっ？　糖度計もないのに良く判るね？だって？そりゃあ　あなた　切った断面からじわじわと染み出る甘い汁をペロッと舐めりゃあ　もう　Ｋ点の

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〜　心臓の鼓動の急拍は突然の指名に比例する　〜お世話になっているバンドの超内輪の貸し切りXmasパーティーと言うか忘年会ギターテクニシャンも出ることだし…と飲み物とおつまみの差し入れを済ませ今日はとことんXmasパーティーの雰囲気に浸ろうとマイドリ

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〜　ぴょん吉現る　〜画面に集中していたらぴよん吉がするすると視界の枠に入って来た体長３、４ミリのクモで種類は判らないけど手を近づけるとぴょんと跳ねるからぴょん吉と命名している昔から姿をみかけると君は外の方がいいだろう？そう言いながらコピー用

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〜　心地よい癒されの空間　〜夢の国を僕の価値観で表現すると魂が染まる心地よい空間となるショーウィンドウの前に佇んで背中で感じる同じ想いのゲスト達の笑い声と囁きアトラクションの入口から乗り場までの間ストーリー仕立ての通路で話しかけて来るキャラ

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〜　今日という日　〜モナリザの様な微笑みの母親に抱かれたこの世に生を受けた三か月のお嬢ちゃん皆が『わー！　可愛いい！』と取り囲む中僕はお嬢ちゃんに「いない　いない　バー」をしたびっくりして目を大きく開いたかと思うと君は母親譲りのモナリザの微

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〜　光と闇と　〜まるで宇宙ステーションのホームの様な光の中から音もなく闇に飛び出たいや興奮していて音が聴こえなかったのだろう幾つもの銀河を通り過ぎ宇宙船は夢の国の宇宙ステーションに滑り込んだ宇宙旅行ってこんな感じかな

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〜　りんご『ぐんま名月』　〜爽快な歯ざわりほどよい甘味控えめな酸味『星の金貨』と『王林』をかけ合わせたらこんな風味になるのではなんていう気がした青森からの便りはこの『ぐんま名月』で最後ちょっぴりさみしい気がするのだけれども一昨日大型スーパー

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〜　クロードモネ　〜まだ薄暗い明け方の一歩手前雨戸を開けると空いっぱいに心を一瞬のうちに染めてしまう朝焼けに思わず息をのむモネを連想した「 積みわら 霜の朝 」「 ルーアン大聖堂 夕暮れ 」「 国会議事堂 １９０２ 」１００年以上昔宮廷に飾られるよ

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〜　りんご『北斗』　〜外見はサンふじに凄く似ているんだけれどもほんのちょっぴり赤みが濃い酸味も甘みも食感もサンふじよりちょっと大人しくて『やんちゃなサンふじのお姉さん』って感じ…すみません　姉妹に対する個人的な例えで…りんご箱の『北斗』と『

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〜　タイ料理レストランで和む　〜前々から気になってしかたがなかった郊外のレストランに行ったきっと僕の体の一部を構成しているであろう南の国のDNAが騒いでいた雰囲気も料理も自然に馴染んで異国情緒を楽しむというより郷土料理を食べてまったりとしたと

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〜　Ｓｅａ への入口　〜まるで夢の国へエスコートするかのように夕闇に中から魔法の箱がスーとやって来た『これに乗れば夢の国へ行ける』そう想うと朝から仕事の事でいっぱいだった僕の頭がふーっと空っぽになった静かに開いたドアから中に入るとそこはもう

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〜　りんご『サンふじ』　〜艶やかで真っ赤なほっぺ小さい時に八百屋さんの木の台で三角すい状に決まって四個一皿で当たり前の様に並んでいた情景は今のスーパーでも変わらない酸味も甘みも食感も『これがりんごだ！』という自分の中の存在感は何十年経っても

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〜　ＭＯＳＯ星雲へ　〜「ＭＯＳＯ星雲に到着！やっぱりワープ走行は速いなそれにどうこの眺め　綺麗でしょ音桶さ…」『ｚｚｚ...ﾊﾟﾁﾝッ(鼻提灯が割れる音)　はっ！？わぁ〜綺麗っ！ここが噂のＭＯＳＯ星雲ですか？』《ｚｚｚ...ﾊﾟﾁﾝッ(弟も鼻提灯が割れる音)

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旬が逃げてしまう　急がないと・・・〜　りんご『王林』　〜へいっ！　そばかすボーイ期待してるぜっ！とキッチンで一人ごとを言いながらしゃりしゃりと皮を剥く音が心地良いひと口食べて「んっ！？」となってふた口目は目を瞑ってみるなんかの食感に似てるし

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〜　りんご『三ケ月金星』　〜見た目　満月を連想してほんわりとした味かなと思い食べてみると　見た目どおりの味食感はサクっ口の中に入るとすぐになくなってしまいほっぺの筋肉がまったりとする酸味は抑えめ甘味は爽やかパンやコーヒーと一緒に食べる朝食の

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〜　空想と妄想　〜迷路と迷宮の違い−Wikidediaより迷宮は以下の点で迷路とは区別される・通路は交差しない・一本道であり　道の選択肢はない・通路は振り子状に方向転換をする・迷宮内には余さず通路が通され　迷宮を抜けようとすればその内部空間を　すべ

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〜　りんご『星の金貨』　〜見た目の霜降り模様が食欲をそそりますかじるとパカッと割れる食感に口角が喜んでいます口の中にサッと広がる酸味と後からかぶさる様にやって来る甘味食感　酸味　甘味この最強レベルの時間差クイック攻撃に酔いしれてしまいます

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〜　僕の半分　〜「さてと　そろそろ出発しようか　音桶さん　準備は…」副操縦席に彼女がいない「お姉ちゃんなら　さっき本屋さんに行っちゃったよ」相変わらずマイ宇宙船に乗ってＭＯＳＯ号船内を走り回っている弟君が言った「本屋？　なんでまた？」音桶さ

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〜　接点　〜何十万人ものそれぞれの一日の中の朝の通勤のホームで同じ乗車位置にこだわる僕と見知らぬ　だけどいつも同じ場所にいる彼女は同じ車両の同じドアの近くで６０秒間同じ車輪の音をじっと聴いている一駅目で開いたドアの内側にいる彼女は何の変哲も

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