〜 今日という日 〜
モナリザの様な微笑みの母親に抱かれた
この世に生を受けた三か月のお嬢ちゃん
皆が『わー! 可愛いい!』と取り囲む中
僕はお嬢ちゃんに「いない いない バー」
をした
びっくりして目を大きく開いたかと思うと
君は母親譲りのモナリザの微笑みを返した
楽しくお酒を飲んだ帰り道
人通りがめっきり途絶えた銀座で
煌びやかに輝く銀座のイルミネーションが
僕に問う
『君はもう充分に人生を謳歌しただろう?』
僕は応える
「充分だなんて 誰が決めた事なんだい?
僕は 謳歌した なんてこれっぽっちも思ってないよ
だって今 謳歌している真っ最中だから」
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