もうこれ以上 私をひとりにしないで扉のしまった向こうへ 歩むこの日を 力をかして追いかけても あなたには まだ 追いつけない舞台の上で舞う その姿を 私は みつめることができないそれは 目眩めく 晴るけき世界私は 軽やかに ステップを踏むこ
手を振ることができなかった笑うことしかできなかったあなたにさよなら 言えなかったもう ひとりで 歩けるでも あなたは 光の中 こちらをみつめている一緒に 自転車に乗って走った夜道何処へも 行けそうな気がしたわたしたち ここに いる
言葉が変わり わたしは ここにいるあなたにこころは 届かなかったけれどこの距離をみつめ 傍にいるあなたにふれるには 遠かったのだから 今 ここから あなたを 思い出させて近づき 遠ざかる 記憶の彼方 あなたを 抱きしめさせて
わたし あなたを 待ってるだから 置いていかないで振り向いて何処までも 追いかける樹々の向こうに あなたが見える息をつく影を踏み すりぬけるそれでも 追いつけないあなたは 何を 思っているのすこし すこし 立ち止まってほしいのにわたし あな
どうして わからなかったのだろう届かない声を 思い空を 見上げるまだまだ あなたを抱きしめたかったどうして行ってしまったの気づかないまま過ぎた時間を 巻き戻せないごめんね わたし 最後まで あなたを ゆるせなかっただから ここに 戻ってきて
もう 何も 訪れないそれは 時が廻ったしるしこわい? こわいとても早く 過行く夢が 追いかけても 追いつけない何度も 繰り返されてきた光景が もう あらわれないねえ わたしは あなたに追いついた?駆けていく あなたを追い ここまで来たけれど
穏やかな夜を迎えたい誕生日を覚えていてくれる人がひとりでもいてくれたら愛する人に愛されたいすべて叶ったのにこれ以上を望むのは望みすぎだろうか
白い部屋時間が凍っていたあなたが鍵を開けてくれたずっと待っていた世界境界線を超えるでも 違うあなたが手をつないでくれているのにそれでも 求められる場所で 一所懸命つづけるしかない音楽のつづくかぎり
何処にいて 何処に向かう無関係に世界は転回し 音楽が鳴り続ける恣意的な好意はいらないこれが、現実世界?パスポートを手に入れて超えた境界線は あなたに会うためだったの?
わかりそうなのにそれは あなたのこころ 何処へ向かうかの場所手を伸ばしても届かないほど 離れて私のことを 見てそれなのに ひとり 何を笑むその距離を コンベックスで測りたいよわからないのなぜ その問いばかり 繰り返すだから もういちど 時よ
もうこわくないひとりで 立っているからつづく道をたどる明かりを掲げ 目を挙げ 進みゆく何もないからだから 声を消さないでそして わたしを 思い出してそれでも 明日を迎える今夜は 穏やかに 眠らせて夜闇のなかを わたしは 会いに行くから
楽に呼吸することができること自由に駆け出すことができること失われた時間を取り戻すため世界を廻すどれほどの 風が吹こうとも私は流れをつかんで ステップを踏み続ける記憶の彼方に かすんでいく思い出を取り戻すために季節の巡りつづけるかぎり わたし
繰り返すのならば 来ればいいわたしは 逃げないからあなたと向き合う忘れていた時間と見えない夢を つづるそれでも消えない刻印を わたしは 忘れない記憶が薄れ やがて消えるなんてことはないからずっと ずっと 見ていく私は 決めたから時間に 身を
思い出す日々を 忘れないそして わたしは つづけていく大切な時を失い 選択肢は少ないそれでも 目をあげ 前を向く現実世界との闘いふれられる世界この世界を愛す落ち着いて眠れる夜 外をさまよわなくてもよい夜しずかにベッドにつける夜 感謝する時は
追いかける 追いつかない薄明の中目覚め あなたを思う私はどれ程遠くまで 来ただろう振り向いたその笑顔が 見たことなくて私 追いつけないと思った共に時を過ごし 時に近づきそれでも 遠ざかっていく私 あの子を 救いたいのあなたを追い 呼吸をする
あなたの笑顔 その手私は 忘れない何処にいるのすれ違うたびに 振り返って 確かめる彼方へ 行ってしまう あなた会ってしまったのにあなたではないのに 忘れないいつまでも さがしつづける明日を つづけて
あなたは わたしを見てくれた手をつないで わたしを ここに連れてきた待っている この先の世界を見えるこの先の 光を求めている遠くへ 遠くへ走るあなたを 追いかけるもう少しだから 待っていて
忘れないうちに 戻らなければいけない境界の向こう側へわたしの手を繋いで一緒に出てきた森へは もう帰らないだから ずっと傍にいて
わたしは ここから出ていけないここは わたしだけの部屋あなたの視線 あなたの温度わたしを貫き 世界を包みゆくここは 世界の境界線ここを こえられないだから もう少し いさせてもう少し 休ませてここは わたしのサンクチュアリ
この夜をこえて あなたに会いに来た何度も呼ぶ声が聞こえた追いかける遠くから叫ぶでも もう忘れないわたし あなたを知ったから
もう 忘れない明ける朝の明るさ駆け出したい足取りねむい顔で こぐ自転車の行き先あなたの笑み 繋ぐ手どこまでも まっすぐな白線そっと聴かせてくれた音楽死への誘いの音楽あの瞬間に時が凍ってしまえばよかったのに頭を振り傘を外して雨に打たれるあなた
覚えている こんなにもあなたの手の透けるような白さ指さした方向の明るさ向かい合いすわる笑み交わす視線落ちていくアイス・コーヒーのグラスの水滴たどり着いた夜のパン屋あなたの買ったレモン・パンそれでも時はめぐる忘れていく今日の日常 ラジオの向こ
そして 終わりゆくもう 聞こえない届かない声を追って わたし 見えなくなってしまったなぜ そちらを 向く?わたし あなたを 忘れてしまいそう記憶の彼方に 通りも向こうで 手を振っている手を離さないで1度 声を聞かせて明日の朝を迎えられるよう
会いたい 会いたい手に触れたいまだ問いに答えてないよまだ赦したこと伝えてないよいなくなったことが わからなくてまだ 追いかけてしまうどうしてまだ 話したい私のこと もう1度 きれいだね って ほめて
反響する音を掴まえたくて 追いかけるあなたの声が聞こえないいつも 同じ言葉を紡ぎ同じ物語を描いている望み 望まずそれは 私の演技一瞬の飛躍が この境界を超えることを夢見てそれでも 跳ぶことができないなに ことも なく つづく 日々。それは
再びの世界。どんな笑顔を浮かべればよい?もう、1歩踏み出せない。時間がないの。時間がないの。世界から消えて、廻らない。帰ってきて。叫ぶ祈り。何かがブレイクスルーとなってこの時が動き出すことを私の力ではなくあなたに願う。その無力さにわたし あ
のこったのは穏やかな呼吸。会いたかった。さわれる世界。どうしてもふれたかった。もう 言わないで。何時までも手をつないでいこうあなたといると何処までも行ける気がするの
いつまでも いつまでも つづけあなたを 失いたくないのあなたと手をつないで眠る夜遠くまで つづけいつか あなたを失う日までだからだから わたしを おいていかないでずっと ずっと あなたに会いたかった