ここに立ち 空を見上げるどうして 手にしたものを 放そうとするのだろうこれは 私が 望んだ世界ここに来るのに どれほどの時が経ったろうそれなのに このあたたかな世界から 去ろうとしているそれは選択それは投射でも わたしは こわいのどうすれば
選択肢が えらべないあなたがいないと わたし ここを離れてしまう手をつないでいて靄の中に 樹々が見え そこまでたどりつけないどこまでも つづいていると 信じていた道がここからは 見えないわたし 何処にいるの手を離さないでわたし 1歩を踏み出
忘れないひとつの会話 あの時の笑み記憶にのこっているからこれは あなたの歌何処へ行っても 聴いていく耳を澄ませて あなたが歌うのを聴く遠い空 高く飛ぶわたしは 進むから幼いわたしに さよならだから あなたも みまもっていて
決めなくてはいけない。言葉を紡ぎ 物語をつづけるために。このあたたかな世界を 出ることは 本当はこわい。でも少しずつ 開ける扉がかたくなって私 出られなくなってしまう。目を瞑り 扉を開けることと物語を自らの意思で 語りつづけることと。選択肢
1年が廻り 1歳年を重ねるあなたがいるとは 思わなかったよあなたがいないとは 思わなかったよ静かに迎えたお正月は 青空であなたと 手をつないで 何処へ 向かうのかゆっくり 世界が 変わり存在が 消えていくそんな日々が唯々 あと少し 私に 力を