風が吹き 臨界点であなたに会う手を伸ばして そっとふれ 確かめるカメラに向けた笑顔 あなたの言葉 伝えられない記憶すべて 消えゆき 境界線を超える返ってこない木霊は響きなんども なんども 繰り返すそのときの かたちを 追っては 失いもう 交
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ずっと 思う。駆けて バトンを渡した日。電話を掛けてきた夜。野球の話。建築の話。その声が 記憶に鮮明でまだまだ 伝えたかった。一緒に歳を重ねていくと信じていた。笑い 話し 手を振って また来年と。どんな顔して別れた?何を言って別れた?誰より
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