アン・ハサウェイ妊娠中の画像。美しい。
「プラダを着た悪魔2」「オークストリートの異変」「隣人たち」「オデュッセイア」など今年は彼女の出演作が立て続けに公開されているまさに当たり年。こんな忙しい仕事をこなしながら妊娠までしてしまう、すでに2人子どもがいるママでこのハイレベルな活躍と美しさはなんなのだろう?人間業とは思えない。大谷翔平級!
そういえば、「急に具合が悪くなる」(濱口竜介監督)の主演女優 岡本多緒も近々赤ちゃんが生まれるようだ。カンヌの主演女優賞表彰式ではふわっとした黒のドレスが素敵だった。彼女も映画撮影中かあとに妊娠したのかもしれない。
その他、レディガガ、高畑充希、満島ひかり、田中みな実、玄里、さとうほなみ、など今年は有名人に妊娠出産が多い気がする。
このまあるいお腹っていろんなものを象徴していると思う。満月とか地球とかLOVE&PEACEとか。
映画「ワンバトル・アフター・アナザー」(2025アカデミー賞受賞)では、革命家ペルフィディア・ビバリーヒルズ(テヤナ・テイラー)が臨月のお腹を突き出して機関銃を打ちまくるシーンが強烈だった。
妊婦が撃ちまくるなんて尋常じゃない。お腹のベビーは銃の振動で戦慄を覚えているだろう。ショックで破水しかねない。そんなことを思ったが、彼女は母性本能のかけらもなくパートナーのパットのちのボブ(L・ディカプリオ)のほうがよほど母性本能豊かである。そんなペルフィディアから生まれたウイラ(チェイス・インフィニティ)は、失踪した母に代わって父親のボブの庇護のもと美しく成長するが、ボブの子なのか軍人ロックジョー(ショーン・ペン)の子なのかがわからない。いわくつきの子なので母親のDNAを受け継いでかキモが座っていた。
ティモシー・シャラメ主演の映画「マーティ・シュプリーム世界をつかめ」ー1950年代のNYを舞台に、実在の卓球選手 マーティ・リーズマンの人生に着想を得た物語ーでも、腹ぼての妊婦がマーティと腐れ縁の相棒として活躍する。マーティの幼馴染みで不倫の末マーティの子を身ごもったレイチェルというGFだ。彼女はマーティに何度踏みつけられてもへこたれず、大きなお腹をかかえすごい行動力で突っ走る。
あんなむちゃくちゃな銃撃戦に巻き込まれたら絶対流産するだろうというクライマックスでも彼女は死なないし、子どもも生き残る。この奇跡の生命力の象徴=赤ちゃんに対面して、あのハチャメチャなマーティも思わず涙する。
子供を10か月間お腹で育みつづけるって本当に忍耐のいることだ。10か月だけがんばればいいのではない。何年も妊活してやっとできた子なのに流れてしまう命もある。切迫流産でずっと病院で過ごさないといけない人もいれば、のぞまない子だからと流してしまおうと無茶苦茶しても絶対堕胎しない命もある。
赤ちゃんの生命力というのは人知を超えたところで決まっているのではと思ってしまう。
映画「ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか」にも妊婦が登場する。
ネルソンがベトコンと交戦中に避難した防空壕に先客がいた。若い妊婦だった。普通ならすぐに撃ち殺したはずだが妊婦はこのときすでに産気づいており彼の目の前で出産した。彼はその光景(目の前で生命が誕生する瞬間)に圧倒されその母子を殺すことができなかった。彼が無言で立ちすくんでいると彼女はきっと彼をにらみつけながら自分でへその緒を切り赤ん坊をかかえて防空壕を出ていく。
彼はこの瞬間から人を殺すことができなくなったのである。
自力では生きられない、か弱い存在である赤ん坊が、凶悪なものを遠ざける、輝くいのちと希望を象徴する聖なる存在であることを、多くの作品が証明している。
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