西村賢太が芥川賞を受賞したときのことはよく覚えている。いかにもブルーカラー風情の無骨な風貌。いまどき学歴や肩書がない異色の芥川賞作家がよく出てきたなと感じたから。『苦役列車』著者の自画像のような作品。屈折した青春を屈折したまま表現する。まと
2022 0202回文みたいな??? 2022年2月2日、大阪中之島美術館がオープン。国立国際美術館のすぐ前、堂島川に面した黒いキューブの建物だ。去年「ナショナルギャラリー展」を見に国立国際美術館に行ったときに建物がだいぶ完成に近づいているなと思っていた
石原慎太郎 ヘイトとポピュリズムの絶妙なバランスを生きた人だった。氏は父と同い年。五木寛之、仲代達也もそうだが、今年卒寿を迎える予定だった。谷川俊太郎、山田洋次は1年先輩。長生きだね。長男の伸晃氏が先の総選挙で落選し、その落胆が死期を早めた