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2025年01月14日01:41

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地味カーターの100年・どーなるトランプの8年?

1/9、年末29日に100歳で逝去したジミー・カーター第39代米大統領の国葬が執り行われ、5人の歴代・現職大統領が参列した。いよいよ1/20に2度目の就任式を控える共和党のドナルド・トランプ次期大統領は、以前の政敵である民主党のバラク・オバマ元大統領と笑顔で言葉を交わした。
式典にはジョー・バイデン大統領、オバマ氏、ジョージ・W・ブッシュ元大統領、ビル・クリントン元大統領、そして次期大統領のトランプ氏が出席。2016年の大統領選でトランプ氏と対決したヒラリー・クリントン元国務長官の姿も見られた。

ジミー・カーターは、「人権外交」を掲げ、1期4年という短い在任期間に、パナマ運河返還の条約締結、イスラエルとエジプトの和平合意とパレスチナ自治交渉の仲介(1978、キャンプ・デイビッド合意)、中国との国交正常化などを実現させた。しかし、激しいインフレやエネルギー不足などに見舞われ、イランのアメリカ大使館人質事件で救出作戦に失敗したことがとどめとなり、大統領選挙でレーガン氏に歴史的な大敗を喫した。

大統領退任後は、94年に北朝鮮の金日成(キム・イルソン)主席と会談して、核問題について一定の譲歩を引き出した。ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争では仲介役として停戦を実現させ、国交のなかったキューバも訪問した。これらの民間外交が2002年のノーベル平和賞受賞として評価された。

カーター氏は1984年米国の大統領経験者としては初めて広島市の原爆資料館を訪れた(オバマ大統領の訪問よりも32年早い)。彼はそのときの講演で「米ソの軍縮交渉の不調と、また不和の冷戦状態に逆戻りしたことで核戦争の危険は増大している」と指摘「世界の指導者の心構えや行動だけに頼るのでは十分でない。私たちが平和を不断に要求していかねばならない。核兵器の廃絶が一市民としての私の終生の目標となる」と訴えた。

昨年日本の日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)がノーベル平和賞を受賞した。
日本被団協は1970年代後半から国連などでも核廃絶を訴え、核兵器禁止条約成立に尽力したが、日本国家は祝辞を述べるにとどまり、条約には参加せず彼らの活動を国として支援もしていない。
本来なら、唯一の戦争被爆国として核兵器禁止条約に参加すべきなのにそれもしない。さらにはアメリカの『核の傘』に頼り沖縄の離島を要塞化し『核共有』の議論まで起きている。日本政府は言っていることとやっていることが違い、これはまさにアメリカの2枚舌(ダブルスタンダード)の模倣に他ならない。

1/20米次期大統領にトランプ氏が就任するが、トランプとカーターには意外な共通点もあるらしい。
最も大きなものはワシントン政治の「アウトサイダー」出身の大統領だということ。
カーター氏は南部ジョージア州のピーナッツ農家出身の庶民派として政界に飛び込み、南部の英語のアクセントを強調して大衆に迎合する演説を行い、大統領選挙に勝利。アメリカ大統領の座がワシントンのエリートの間で受け継がれていた時代に「アウトサイダー」がその壁を突破できる前例を作ったと言え、トランプ氏も同じ道を歩んでいる。
また、カーター氏は、1994年に北朝鮮を訪れ当時のキム・イルソン(金日成)主席と会談するなど、独裁的なリーダーとの面会にためらいをみせなかったことで知られており、こうした姿勢はトランプ氏も同じで、1期目では金正恩(キム・ジョンウン)総書記と会談したほか、ロシアのプーチン大統領との会談にも意欲を示している。
また、カーター氏はトランプ氏と同様、メディアの影響力を熟知し、あるときは味方につけ、あるときは批判してけん制するすべにたけていた。
カーター氏は在任期間の功績が改めて見直され、退任後の長年の活動から「史上最強の元大統領」とも評されている。
そのカーター氏と共通点を持つトランプ氏は、まもなく2期目を開始。いったん敗れてから4年後返り咲いて2期目をつとめる大統領もレアだが、複数の有罪評決を受け刑事事件の裁判が進行中の状態で就任する初のアメリカ大統領となる。
トランプ大統領はアメリカ史にどのように記憶されることになるのだろうか?

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