新しい恋人

今度は韓国の一女性に求愛され、お金の絡まないピュアな気持ちなので、敬意をもって受け入れた。Ｋａｍｕｓａである。しかし、よく考えれば、日韓両国がマイホーム全盛の１９８０年ごろなら、たとえ言葉がわかっても互いに恋愛の対象にはしないだろう。マイホーム作りは難しいから。当時の障碍者もそれで恋愛対象から排除されていたように。さらに言うと、すべての未婚者はマイホーム求めのため、意識的に恋愛感情を抑えていたと思われる。
　交際するとどうしても日韓摩擦の問題にも向き合う。その一つの竹島・独島を考えてみた。元々は無人島でどの国のものでもなかった。２０世紀になり、取り合い。そもそも、自然は分割できないが、国家は自然ではないので、人為的に自然の地理を分割しようとする。それ自体がおかしく、ムリでもある。国家を多く作れば、その間の地帯はこうなる。世界にはいくらでもあるし、それで近年も中国とインドは武力衝突した。解決策は時しかないと思う。未来地球、各国家色が衰えれば、各政府も国民も領土には構わなくなり、問題は自然に消える。そこまでにはどれだけの時がたつやら。今回の恋愛はそれへの小さな一歩になればよいと思う。
　人を日本人とか韓国人、ロシア人と分けるのは狭く、おかしい。同様に宗教団体で分けるのも。それもキリスト教も各派に分かれているし、仏教も。国家も宗教団体も僕は好きではないし、すでにどちらもその崩壊は始まっているだろう。２つが崩れた時が仏教でいうと弥勒社会であり、キリスト教のイエス再臨だと。全ての人が助け合う地球が。