ふと脳内に、あのテーマ曲が。
『鎌倉殿の13人』は2022年リアタイ視聴していたが、
最終回の義時の最期は、忘れ得ぬシーンである。
これは歴史、政治から離れた、
個人的な受け取り方となるが、
あのドラマでの義時の死に方が、
何やら人と関わって生きるという事を象徴している様に感じた。
人生の中で、
身内も含めた他者と、
協働しようと対立しようと、
好かれようと嫌われようと、
いずれにせよ命の総量を互いに削り合っているのでは無いか、
他者と関わり何かを生じ合うという事は、
大なり小なり互いの命のエネルギーを消費して行く事なのでは無いか・・・
そんな事を思う。
与え合う、とも言えるのかも知れないが。
誰かの命を削ってしまった感覚、
誰かに命を削られた感覚、
その繰り返しの総決算として、
各々の命が終わるのかも知れない。
ダイナミックな生の軌跡を暫し残して。
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