激しかった一年が終わる。特に今月はなかなかであったが、どうにかこうにか終えられる。「年末だろうが年始だろうが関係なく人生は続いてるんだよ」と言う人もいるだろう。しかしだからこそ、「年末」という栞のある事に感謝である。人生ぶっ通しで続けるのは
青春なんぞ とっくに終わったもんだと思ってたらまだ残ってて で それがまた終わっちまう事に気付くで 白髪になったこれから先またしても残ってた青春に気付かされるだろう失いながら玉葱のやうに目ん玉に沁みながら青春の皮は剥かれて行くそして最後は
朝のルーレット地獄か 辛うじて平常かそれとも その真ん中ぐらいか毎朝 起きてみないと分かんない旅先の朝は 軽やかなものだ鼻唄まじりの歯磨きに続きアジのひらき アジのり 味噌汁 納豆 白米 卵毎朝 旅先だったらなあ人生が旅ならば毎朝が旅先であ
某日昼、雨。傘をすぼめて階段をあがり、駅構内へと入る。ボードにずらりと貼られた映画や舞台の告知ポスターの中で、ふと目に入った「ジリオラ・チンクエッティ」の文字。「んっ」何と24年ぶりの来日公演ですと。最近、我ながらエネルギーが安定の低空飛行で
第1話 ガラメドン登場まるで何もかも「狙って」作られたかの如く、パロディ的なユルいセンス満載であるが、1973年製作。当時のお子様向けに普通に濫造されていたミニ特撮。どうでもいい事だが、まず「ガラメドン」を「ガメラドン」と空目してしまった。本当
いつの間にか僕らも若いつもりが年をとった暗い話にばかりやたら詳しくなったもんだそれぞれ二人忙しく 汗かいて(ユニコーン『すばらしい日々』)幼い頃、テレビで『日本沈没』を目にし、その夜、ベッドで泣いた。「死にたくない」と。生まれて初めて刻まれ