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2024年04月16日10:18

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とんでもハップン

 獅子文六の「自由学校」を読み終えました。戦後間もない頃(1950年)の世相を描いた小説で、この中に当時流行語になった若者言葉がたくさん出てきます。「とんでもハップン」「ネバー好き」「とっぽい」「イカレポンチ」など。これらの造語からは戦後の開放感が伝わってきます。
 若者というのは、いつの時代でも、新たな言葉を作る天才だなと思えます。一方、大人の方は、いつの時代でも、それらの奇怪な言葉に苦虫をかみつぶしたような顔をしていますが。

 「とんでもハップン」「とっぽい」「イカレポンチ」などは、この時代から20年以上経った自分の若い頃にもまだ使われていました。今はもうこれらの言葉の意味が分かる若者はほとんどいないだろうなあ。

 「自由学校」が朝日新聞に連載されていた時(1950年)、同紙連載中の「サザエさん」にこれらの言葉が使われていると書かれたブログを発見しました。作者の長谷川町子さんもネタに使うほど、当時、よほど流行っていたんでしょうね。↓

 https://note.com/denjinamazu/n/n255e7e47e34c


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