ラマナマハルシとの対話 第3巻
(ナチュラルスピリット社)
128ページから129ページ
整理
(朝)眠りから目覚めるとき光(顕在意識)が現れます
それは
マハト・タットヴァ(用語解説は422ページ
用語解説 絶対意識から放射された光。サーンキア哲学のプラクリティから最初に生まれ出すもの。思考原理マナスと自我意識アハンカーラが現れ出す源。)
を通して現れた
真我の光です。マハットは普遍的意識と呼ばれる。
その光は自我に当てられ、
そこから脳の光に反映されます(顕在意識)
(省略されている説明は、73ページにすでに対話があります。
このため73ページとあわせて整理します
真我(絶対意識 プルシャ)は
プラクリティ(自性)の次の原理である、
マハット(マハト・タットヴァ 普遍的意識。自我であるアハンカーラによって区別される前の未分化の状態であり、普遍的心、宇宙意識ともいう。アハンカーラが現れるまでは特定化されない意識。)
を通り、
次に自我(アハンカーラ)が現れます。
そしてそれが脳に反映されて意識として現れます。(身体や世界はこうして現れます。)
つまり、
脳に反映されたマハットの光に気づかないまま過ぎると、(通常1分間と73ページのほうにかいてあります。)
自我が入り込んで来て、
身体と同一視し幻想の世界が実在であるものとして錯覚することになるのです。
こうして個人は「私は身体である」と言うことになります。
ログインしてコメントを確認・投稿する