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2024年03月19日21:46

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陽は舞い踊る甲子園2024〜5〜9回まで

点が入りそうで入らない。バットの変更のせいかこの大会の特徴となっている。安打は出ても集中打が出ない。今日の第2試合の敦賀気比対明豊もイライラするほど点がはいらなかった。8回を終わって0−0。物凄い投手戦であったかというとそうでもない。安打は四球もあって試合時間はそれなりにかかっているのだ。

敦賀気比の竹下君は4番でエース。今では珍しいタイプの投手がこの強豪チームにはいた。しかし序盤から制球が定まらず初回には2つの四球で2死1・3塁、2回も安打と四球で2死2・3塁、3回はエラーと安打で1死2・3塁、4回は先頭打者に2塁打というピンチを招きながらも無失点に凌いでいく。0−0の試合ではあるがそれなりの時間を要しながらも無失点で切り抜けるあたりは開幕試合の洗平投手を彷彿させる。悪くても点は与えない・・・・

一方の明豊の寺本君はボクが好きなタイプの投手だ。決して大柄ではないサウスポー。東邦対習志野の決勝だった2019年の準決勝で習志野に敗れた明豊の若杉君とダブって見える投手だ。昨年早稲田に進んだ九州国際の香西君とも・・・・

制球がよく落ち着いたプレートさばきで相手打者を翻弄していく。

互いにチャンスはありながら得点には至らず今季は5試合目にして3度目のタイブレークかと思われた9回の裏。明豊は1死から木村君を打席に向かえる。この時だ。敦賀気比の竹下君が盛んに脚のかかとマウンドにぶつけている。脚が吊ったのか・・・・

ドリンク補給などをして続投したが木村君にはセンター前にはじき返された。ここで敦賀気比は投手交代。その後四球で2死1・2塁から石田君の強い打球は2塁手のグラブをはじいた。2塁走者が生還、明豊のサヨナラ勝ちだった。

チャンスは明豊のほうが多かったしそれを凌いできた竹下君。光星の洗平君のように粘り強い投球を見せてきたが残念ながらその洗平君との違いは9回まで投げ切れなかったということだろうか。

あれだけチャンスを逃して最後は負けた関東第一と同じように序盤のチャンスを何度もつぶしながら最後は勝った明豊との違いは最後まで相手エースがいたかどうかだったように思う。



2024年3月19日 第96回選抜高校野球 1回戦(於 阪神甲子園)
敦賀気比
000 000 000 = 0
000 000 001x = 1
明豊

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