シーズン開幕

　今年も野球シーズンが開幕。鎌ヶ谷でイースタン教育リーグ。今日が稲葉篤紀監督の鎌ヶ谷での初戦となる北海道日本ハムと、今年からイースタンリーグに加入したオイシックス新潟の試合を観戦。
　新潟先発は牧野憲伸。高校時代は全国大会に出場しておらず、富士大でも登板なし。独立リーグ信濃から加入。
　初回から苦しい投球で、水谷瞬に３塁打などで２点、２回はまたも水谷に３ランされるなど５点を失う。結局５回途中まで投げて１０失点。変化球の精度が甘いのか打たれている。追い込んでも決め球の直球が外れ、次の変化球を打たれた。しかし唯一０点に抑えた３回の変化球はさすがで、次回に期待。
　日本ハム先発上原健太は、５回４安打だが、危なげなく無失点。リリーフ陣も抑えて完封。新潟はリリーフ陣も日本ハム打線を止められず、１２−０で日本ハム圧勝。
　日本ハムは新人明瀬諒介が２安打。現役ドラフトで加入した水谷瞬が４安打４打点と新戦力が活躍。水谷はあと２塁打が出ればサイクルヒットだった。
　新潟は知っている選手が、元ヤクルトの中山翔太、元阪神の高山俊、市立船橋の頃から観ていた片野優羽しかいない。弱冠１９歳の片野はよくリードするも、投球を大きくはじいて１塁走者に３塁まで行かれるなど、まだ苦しい。
　しかし橋上秀樹監督の師野村克也監督は、弱いチームを強くする名手だった。投手コーチ兼チーム強化アドバイザーの野間口貴彦も、シダックスで野村監督の薫陶を受けている。いずれはNPBを倒してほしい。
　ワンサイドゲームになってしまったが、いいプレーもあったし、久しぶりの野球は楽しかった。