新聞で「中森明菜特集」と言うのが目に入り、思わず録画予約してしまいましたがなかなか観る時間がなくやっと何日かに分けて観終わりました。
どちらかと言うと明菜さんファンでしたが松田聖子さん等トップアイドルだった人達にはファン、ファンでない関係なく「凄いな」と思えるところがあります。
先日もある現役アイドル君と夫娘妹弟と食事をし深夜0時近くまで話をしていたのですが、芸能界にいるだけで「子ども」ではいられないのでしょうが、二十歳そこそことは思えないしっかりし過ぎた考えを持っていて驚きました。
明菜ちゃんとか山口百恵さんとかも10代、20代の頃の映像を観ると、とても大人びているなと思います。
そういった意味でも何万と言う人を惹きつける陽性さは確かに持っているのですが、多くの人を魅了する人達はアーティストらしい陰性な繊細さ、高い感性や感受性を持っていて、そこに惹きつけられる人達が多く、そこが「凄いな」と思えるのかもしれません。
アーティストはその自分が持っている目に見えないものを声や体や創り出す作品で表現し人々を魅了し、受け取り手の心に刺激を与えてくれているのでしょう。
八ヶ岳の仲間に佐々木朝美ちゃんと言う歌い手さんがいます。
彼女の感性も凄く、彼女の作品である歌や歌声もとても惹きつけられるものがあるのですが、彼女がそこに立っているだけで場に与えるエネルギー・存在感が凄いなといつも感じています。
彼女が作った「つながる」と言う歌でフラを躍らせて頂く機会が今までに何度かありましたが、先日の縄文祭で踊る前に朝美ちゃんから初めてこの歌への想いを聞きました。
「今私達がここに存在できているのは1万年前の人達が祈っていてくれたからで、それがここにつながっているわけで、私達も1万年先にまでつながる祈りを意識して〜」みたいなことを言っていて、目の前に聳える山々を見ながらずっと先の時間のことを想いながら躍らせて頂きました。
私はフラも下手だし、不器用だけれど、前世でも日本で舞っていたのをなんとなく感じているのですが、ハワイ島でも摘ませて頂くTee Leafにチャントを唱えてLeiを作って、Pau(フラのスカート)を作って、「見せる」為ではなく、祈り舞っていた時のことも思い出していました。
このフラの振り付けをした煌ちゃんもとても陽性なだけに、その感性が素晴らしく、彼女のフラでの表現力はやはり魅了するものがあります。
陽性な人ほど全てを求心力で受け入れて受け入れて受け入れて、外に放つ時にとてつもないエネルギーを発するのかもしれません。
そう言えば20代中頃、たまたま友達数人と妹と行った六本木のカラオケBarで明菜ちゃんが隣に座っていて、妹が話しかけに行ったことがあったな^^
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