青崩峠

　名前の通り崩れている。素晴らしい！崩れ始めでバイクでは無理なので徒歩で行く。だが徒歩ですら危険な箇所があり、そこで引き返す。バイクだろうが徒歩だろうが落ちたら御陀仏なのは同じだ。
　ところで、バイク不可能で停めた所から、ほんの数十m手前に古道の入り口がある。面倒臭いからバイクはそのままで古道に行ってみる。武田信玄が整備したと謂れる古道である。国道の惨憺たる有様とは対照的にこの古道は完璧な状態だ。なんなの？崩れた形跡も修復した形跡もなく苔むしている。
　ああ、そうか。寸断された行き止まりの国道よりも歴史的価値のある古道のほうが直す価値があるということだ。ただ歩道より車道のほうが脆弱なのだろうか？と疑問が尽きない。

　青崩峠到達。数十mのバイク移動を面倒臭がったせいで峠から降りる際に別の観光客とすれ違った際に
「あれ？車は？」
「バイクです」
「バイクも無かったけど？」
「見えない所に停めたんで」
と別の面倒臭さが発生したりしてw

画像説明、1バイクはここまで　　2徒歩でもここまで　3いっぽう古道