修理続行

2023年　6月21日　水曜日　晴れ後曇り
　今日はマフラー塗装。丁寧にやろうとしたが途中で面倒臭くなり結局適当にする。錆は完全には落とさず、汚れも適当に落として、汚れや錆の上から塗ってしまった。俺、塗装に向いてない！塗装工にだけはなるまい。

　でも案外プロの塗装工も適当なのかも知れない。なぜなら私の本職の仕事、丁寧な作業を行なっていると世間では思われているだろう。とんでもない！生産性を重視して現場は阿鼻叫喚の様相だ。

　1mの鉄パイプ4本で簡易的な塗装台を作った。この鉄パイプ優れ物だ。2本ずつ平行に組めば軽トラにバイクを載せたり降ろしたりするラダーレールにもなる。バイクの分解作業時に固いネジを外す際、このうち1本をレンチにかませると楽に緩められる。

2023年　6月23日　金曜日　曇り
　今日は天気は芳しくないが雨は降らない。だから作業はできる。
　まずは塗装。この白い部品はエンジンを固定するのに必要な部品だから、これをやるとエンジンを固定できない。まあいいか、エンジンは仮止めし、やれる事をやる。
　配線をやる。繋ぐのは簡単だが電線の取り回しが難しい。サービスマニュアルの指定通りにやるとうまくない。ここは正しい意味での適当で行く。いろいろ試行錯誤して、これから着ける部材に干渉しない取り回しを探す。
　今日はそれだけで力尽きた。続きはまた来週。

　作業終了後いろいろと悶々とする。この部品を再塗装する事に意味があったろうか？マフラーの再塗装には意味がある。熱を帯びる部材だから錆の進行が早い。だから錆の進行を遅らせて穴が開くのを防ぐ意味がある。
　今日再塗装した部品はたぶんクロモリ鋼か何かで錆の進行は遅い。放っておいても錆でもげたりしなかろう。だから再塗装で得られるメリットは見栄えだけだ。
　27万キロ走った我が愛車、あらゆる部分が草臥れて見窄らしい。これを綺麗にしたり格好良くしたりするのは私の能力では不可能だ。とはいえ機能的に完調に保つ自信はある。まあいいか、そもそも私が生きている事に何の意味がある？プライベートで意味なんか求めちゃダメだ。したい事をやる、したくない事はやらない！

　仕事では意味は重要だろうか。意味のない仕事は仕事をしているフリをしているだけだ。だがその仕事をしているフリが優れている者のほうが高収入を得ているとも聞くpf.ブルシットジョブ。

　閑話休題、撮影で意味なんか考えたら撮れなくなる。撮りたい物を撮る、撮りたくない物は撮らない。
　そんなんだから、この面白くもない画像をうpしてしまう訳だが。