女性道

「女性は関係を持った男性の数だけ蛇を飼っている」

と言う言葉がブラジルにあるそうです。

女性は例え一度でも関係を持った男性には一生エネルギーを与え続けるから不特定多数の男性とは云々、と言う意味だそうです。



女性は性行為においても肉体的には「受け身」ではありますが、氣（エネルギー）は与え続けると言う陰性さもあり、陰陽両面を持っていると思います。



勿論男性にも女性性はあり周囲に氣を送っているとは思いますが、祖母や母が毎朝1時間仏壇や神棚の前で祈っていたように、家の中から外に送る者の務めとして私も毎朝神棚の前で家族やご相談頂く方々を想い祈っています。

氣を注ぎ過ぎ、「氣枯れ（ケガレ）」たら神社に行き、「鏡・かがみ」に自分を映して「が・我」を取って「かみ・神」になり、枯れた氣を元の氣に戻して「元氣」になるところが神社なのかなぁ。

「穀氣歸元」・・・氣を元に返すのに必要なお米を神社にお供えするのもそういう意味があるのかな？

等と歩いて二か所の神社をお参りしながら感じていました。



氣を配り続ける女性は強く逞しく美しい。

「受けた」ものを「氣」として配り続けたら陰も陽も余分なものを自分に溜め込むこともない。

受け入れては放つ日本列島のように「母なる大地」の性である女性として目指したいものです。



配り続けるだけではなく、配った「氣」は必ず自分に戻ってもきますね。

若い頃のコンプレックスは巨乳でした

周囲の視線がいつもそこに行き、それが嫌で嫌で背中を曲げて胸を隠すようにしていた中高時代。

会社の寮ではお風呂で同期に「その胸、早く彼氏作らないと宝の持ち腐れだよ」と言われましたが、3人の子ども達に母乳をあげ終わった今は見るも無残で、元会社の同期には「子ども達に長く母乳あげ過ぎだよ！」と言われ、「お父様は今のお母様の胸を詐欺と思っているかもね」と娘に言ったら苦笑いされましたが、次の命の為に実を落として種を遺す植物のように、自分の身がどうなろうと今子ども達が健康でいてくれることが一番の幸せです。



更年期障害と言うものは全くありませんが、50歳の壁は色々な意味で大きかったです。

「若い」と言うだけで楽しかった10代、20代ではありますが、いつが一番楽しかったかと聞かれると最近は「40代」と答えていました。

でも毎日陰にも陽にもワクワクすることが起きていて、10年後はきっと「50代が一番楽しかった」と言っている氣がします。

芯・真を持ってコツコツ続けてきたことが実を結び、長い年月かけて得たものは辛い経験も陰にも陽にも色々なものを帯び、重く深く大きな悦びとなる。

年を重ねるってこう言うことか・・・と。



先月断食合宿でご一緒した中国人女性は中国で「掃除道」「母親道」とうたって活動しているそうで、私がマクロビオティックを通して目指している生き方や力を入れている活動と同じで話が盛り上がりましたが、7月から「女性道―全ての女性と次世代の為の講座」が1回目からスタートします！

合気道、茶道等「道」とはそれを通して宇宙の法則を悟っていく奥行きのある道。

かつて「母、妻、食養普及人として超ー多忙でしょうが、女として生きていくのが、この生き方を追求していく大道かな、と、私は男として感じています。」と言われたことがありますが、一生女として生きていく＝途轍もなく深い奥行きのある女性性の道を、私はほんとどうしようもない身ですが共に追及しながら宇宙の真理に近づくことで地球の調和に貢献できたらと思います。



「期待以上の投資効果だったので全部受講させて下さい」と1回目だけ参加された方からご連絡を頂いたことがありますが、様々なステージにおける女性のことや2回目はチビッコ達とお料理を通してこの世の秩序を感じる等全6回のクラスです。単発でもご受講頂けます。

1回目：女性の様々なステージを愉しく迎える・地球上での女性の役割・女性性とは？
2回目：【親子講座】次世代を育てる（子ども達と料理を通してこの世の秩序を探る）＊大人の方単独参加可能
3回目：新しい命を育む（妊娠・不妊・妊娠中のトラブル母乳とは？・離乳食・食育とは？）
4回目：自然治癒力を活かす子どもの手当て・母性と父性
5回目：心身の教育・子どもを社会に送り出す・性教育
6回目：陰陽対のパートナー・マクハヒ・更年期・閉経後の生き方
http://cocina-minaka.com/services.html#tanjyou1