mixiユーザー(id:11073381)

2023年06月01日04:41

37 view

鉄道模型キチガイ その始まり

高2くらいまで鉄道趣味だった。模型はほとんどやらず、乗りに行くのが好きだった。当時としては蒸気機関車に入れ込むのが当たり前みたいな感じで、僕も近場の佐倉や新小岩、大宮辺りから果ては九州まで遠征するようになったが、蒸気機関車が余りにもブームになってスゴイ状況と化し、僕は敬遠するようになった。で、いつかしら忘れてしまっていたんだが、、ドイツに来て10年近く経ったころ、風邪を引いて熱を出し、何故か鉄道の夢を見た。で、風邪が治ると速攻で鉄道模型店を探して出かけて行って、ドイツの機関車など何も知らないのに、店で眺めて何となく日本の機関車に似てるのを3両買ってしまった。それが泥沼の始まり、、、

フォト

プロイセン鉄道の貨物機、G8。実物は2気筒と3気筒の2バージョンがあるんだが、模型は2気筒のG8.2。5動軸のG12の縮小版で1919年設計製造。日本の9600的な機関車だが、1913年設計の9600よりも大分モダンな感じ。

フォト

同じくプロイセン鉄道のP10。勾配区間用の旅客用機関車。動輪径は1750ミリで日本の急客機と同じ。試運転では平坦地で720トンの列車を牽いて128kmhまで出している。設計は日本でも著名なボルジッヒ。1922年製で、プロイセン鉄道最後の機関車、というかドイツ帝国鉄道の最初の機関車と言った方が良いのか、、

フォト

これまたプロイセン鉄道のP8、旅客用機関車。設計はベルリーナ。これを手本に国鉄の島安次郎が8800型を設計させた。8800型は言うなればP8のナロー版。この機関車はスゴい数が製造されたので設計変更やディテールのバリエーションも豊富。この模型は3ドームタイプなんだが、後日2ドームバージョンに改造した。
フォト


総て当時のフライシュマン社の模型。上回りはプラ、下回りは金属(ダイキャスト)。当時としては非常に繊細な模型だと思う。車輪のスポークも綺麗だが、フランジが高いのが玉に傷。欧州メーカーの模型はほぼ総てフランジが高い。改造の際にはフランジを切削するのが必須だった。

ベルリンから引っ越す際に鉄道模型は総て処分してしまった。写真を撮ってない模型も沢山あるんだが、プラ製で100両、そして真鍮製が200両くらいあったと思う。これから暇があれば色々とアップしようと思ってる。
3 6

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2023年06月>
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 

最近の日記

もっと見る