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2023年05月18日21:36

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津山行きが決まる

 昨日、戦前を代表するプロレタリア作家の夫人にアポ取りの電話をした。関東大震災を描いた作品をこの夏、再版することとなり、著作権許諾のお願いをしにうかがうためだ。
 夫人は岡山県最奥部の津山在住なので遠い。ここのところ割と近場を選んで旅しているもんだから、津山となると嬉しさ半分面倒さ半分といったところだ。
 たぶん手紙の内容が過不足なく伝わったのだろう。彼女はとても明るい声で「ぜひぜひお越し下さい」と言った。「30年くらい江馬の作品から離れているので、お会いするまでに頭を文学に切り替えたいと思います」と電話口で笑ったので、私も相槌を打つように笑った。
 さーて、アポが取れたら取れたで、思うところがある。岡山をハブに、まず津山まで北上し、所用を果たしたところで岡山に戻って高松まで足を伸ばそう。中学の入学式から高校の卒業まで6年を過ごした地だ。
 ネットで津山までの飛行機&ホテル、津山から高松までの経路や費用などを調べ始めたら結構時間がかかって、気がついたら夕方になってしまった。高松の友人に日程問い合わせのショートメッセージで送ったり、かろうじてLINE繋がりの友人にも同様の相談を持ち掛けた。
 この際だ、金に糸目を付けず、高松に3日でも4日でも宿泊して、あちらこちらを彷徨してみよう。高校も訪ねてみたいので、恩師に頼んでみようか。計画はどんどん膨らむ。
 晩御飯のあと、締め切りが迫った「朝鮮侵略史と差別論」をまとめようとパソコンに向かうも、頭がうまく切り替わってくれない。これも一種の脳の老化だろう。
 昨日も今日もずっと憂鬱なことがある。維新・梅村とかいう議員の発言だ。
 名古屋の入管施設でスリランカ人のウィシュマ・サンダマリさんが収容中に体調不良を訴えて死亡した事件に対し、昨日は「ハンガーストライキかもしれない」、今日は今日で「詐病ではなかったと断定できるのか」と、亡くなったウィシュマさんとご遺族をセカンドレイプするような中傷を梅村は繰り返している。これがアベのような権力者ならいざ知らず、日本の人権のなさによる殺人で死去された女性に向かって言う言葉かよ。
 しかし梅村のようなポピュリストは今の世の中に結構いて、外国人に異様な偏見を抱いてヘイトスピーチを繰り返す輩がネットにはびこっている。ウジ虫といって差し支えないだろう。
 こういう議員が一定数いて、支持するウジ虫がいることに心が痛む。
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