ラジオを点けたらクラシック音楽が流れている。この時間は「歌謡スクランブル」(ジジババ音楽)では?調べると千葉放送局だけ「千葉県少年少女オーケストラ 第27回定期演奏会」というのがやっている。良いね!下手糞でも良いよ、俺そんなの判らないから。
実際判らなかった。10代の頃に自転車で横浜まで行って聴いたチケット代400円の横浜交響楽団の演奏よりずっと良かった。
そもそもクラシックいや他のジャンルでも名曲は曲が素晴らしいのだ。演奏が少々下手でも毀損される価値は同じく少々だと思う。
そんな事言ったら名演奏家に対する冒涜だ。実際、演奏につく価格、すなわちチケット代は雲泥の差だろう。私は今、少年少女オーケストラの演奏を無料で聴いている。
私はクラシック好きだがクラシックオタクではないから演奏の差が判らない。そんな私から、ひとつ言わせて貰いたい。
「春の祭典」はどう考えてもロックである。ちょうど春だし聴いた事がない人は聴いてみて。
私のロックの定義が一般的でなかろうから補足説明。もちろんクラシックなのだからロックンロールではない。
商業ロックなんてのがある。私はそんなのはロックでないと断じる。ロックとは反抗と同義語だというのが私の定義。迎合したらロックじゃない!この辺、今は亡き狩撫麻礼氏の影響を受けている。
さあ「春の祭典」はどうだろう?初演は散々だったという。それを聞いたストラヴィンスキーは「良い宣伝になる」とほくそ笑んでいたそうだ。彼はクラシックの文脈を破壊したからそうなった。これがロックでなくて何だというのか!
少しトリビア
ストラヴィンスキー、名前から察するようにロシア人だ。ウォルト・ディズニーが「ファンタージェン」で無断使用した。ストラヴィンスキーがアメリカに亡命した後に著作権で随分と揉めたそうだ。
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