感動？

　前の登校時に8枚か5枚プリントするように指示されたが用紙切れで4枚しかプリントできていない。残りの1枚をプリントだが2枚した。どちらも前の4枚より良くない。

　先週のzoom受講で生徒さんが先生に「ワクワクしない」と言われていた。私も何度も言われた。頑張れ！

　私は「感動がない」とも言われた。確かに！自分が感動していないのに他人に感動をもとめるのは不遜きわまりない。だから、どうしたら自分を感動させる事ができるのか？という問題に取り組むことになる。
　さて感動した、それを写真に撮る。だがその感動は写真には全く反映されていない。どういう事だ！先生には「写真として成立していない」と言われる有様だ。
　理由はいくつか推測できる。私はその被写体を3次元で見ている。それだけではない、現場の空気・香り、それら5感、いや6〜8感の末那識や阿頼耶識も駆使して感動したのだ。そんなのが写真に反映される訳がない。このとき「無情なカメラオブスクラ」というフレーズを思いつく。
　この時分にカメラがインチキする事に気づく。肉眼で見た被写体はなんでもないのに撮影結果が感動的なものになる。ここはひとつ今までの埋め合わせをして貰おう。感動が写真にならなかったぶん感動しなかったものが感動的に撮れてもバチは当たるまい。

　先生は「撮るべき写真」・「自分と向き合いなさい」と仰る。撮るべき写真は普遍的なものではなく撮影者により違うのだから自分と向き合う事が重要となる。
　さていま私が撮っている写真が撮るべき写真なのかは判らないが、撮っていて楽しい。この「楽しい」事がひとつの指標になるのかな？