寄る年波のせいだろうか？ 自分が若かったころの思い出に浸ることが多くなった。畢竟、ここfacebookでもぼくが綴る記事は昔の思い出に纏わるものばかりになってきた。
かつてご縁のあった人たちや、ゆかりがあった土地へと、思い出の翼が時空を超えてぼくを運ぶ時、あの日、あの頃の光景が色鮮やかに脳内で再生されてゆく。
まるで映画フィルムをスロー上映で観ているかのように、かつて見覚えのある情景が、一抹の寂しさを伴って、ゆっくりとぼくの胸に去来するのだ。
今後、年老いたぼくは、現し身(うつしみ)の人間としてのリアルな人生とは別に、ゆっくりと過去を回想し、その時々に巡り合えた大切な人との出会い、忘れられない出来事、思い出深い会話などの中から、その出会いの意味、その出来事の意義、その会話の深層などをいま一度確認しながら生きて行きたいと思っている。
・・・心の安息を求め聖地・霊場を旅したかつての巡礼者のように、ぼくの記憶の中の思い出のシーンを訪ねる�犧欧僚篶薛瓩�、今始まった。
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